
CES2012にて、中国Lenovoと米国Motorola MobilityがIntel Atomプロセッサ(Medfield)を搭載したAndroid端末を投入することを発表しました。
LenovoとMotorola Mobility(以下Motorola)は、Intelの新世代Atomプロセッサとなる、Medfieldを採用したAndroid端末を今後発売することを発表しました。
また、Motorolaについては、Intelとパートナー契約を結び今後のスマートフォン向けプロセッサへの技術共有等を行うようです。
Motorolaに関してはまだプロトタイプすら発表されていませんが、Lenovoに関しては既に動作するモックアップがCES2012にて展示されています(上記の画像)。どうやら世界初のx86 Android端末となるようです。
仕様等は以下の通り。
- CPU:Intel Atom Z2460 1.6Ghz シングルコアプロセッサ(x86 HT対応)
- GPU:Imagination PowerVR SGX540
- OS:Android2.3ベースのx86最適化OS
- ディスプレイ:4.5インチHD(1280×720)ディスプレイ
- カメラ:800万画素 デュアルLEDライト搭載
- Wi-Fi:802.11b/g/n
- Bluetooth:Bluetooth 3.0
同時にウェブブラウザJavaScriptベンチマークのSunSpider結果も公開されていました。SunSpiderは値が低ければ低いほど高速ということになります。(処理にかかった時間となります)
- ■SunSpider JavaScript Benchmark
- ★Lenovo K800(HD,Android2.3) : 1971ms
- Google(Samsung) Galaxy Nexus(HD,Android4.0) :1985ms
- Apple iPhone 4S(960×640,iOS5) : 約2200ms
- Samsung Galaxy S II(WVGA,Android2.3) : 約3600ms
Android2.3ベースにもかかわらず、高速ですね。ICSになったらより早くなるのでしょうか。
といっても、他のAndroid端末とはそもそもプロセッサの種類が違い、x86アーキテクチャとなるため、ARM向けネイティブコード(高速化の為に結構な数のアプリで使われてたりします)が含まれるアプリは動かない事になります。また、x86アーキテクチャはARMに比べ電力食いだとも言われています。
今後どうなっていくかは謎ですが、互換性やOSの追従速度などから見てとりあえずまだ様子見かな、と個人的には思うところです。
