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機種はこれかな?善光寺行事中にドローン落下。

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 長野県・善光寺の御開帳の儀式「中日庭儀大法要」が執り行われている中、僧侶の目の前にドローンが落下したと報じられています。落下の1時間半後、操縦していた少年が寺の臨時派出所に名乗りでたそうです。

 最近、家の庭にドローンが落ちていたなど、「わりとどうでもいい」ニュース(ラジコン程度では全国ニュースでは報じられないが、単にドローンだから過剰に報じられている、という意味で……)が相次いでいましたが、今回は公のイベントの最中、衆人環視の中で、ネット中継もされていたという点で、注目に値すると思います。

 操縦していたのは、ニコニコ生放送やYouTuberで「ノエル」のハンドルネームで活動する15歳の横浜の少年。よく放送中に警察沙汰になっています。

 使用された機種は、見る限り、仏ParrotのBebopですね。動画中のドローンからの空撮画面のUIを見ても、この機種で間違いありません。(最近私も操縦したからです)

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Parrot Bebop Drone 1400万画素 魚眼レンズ カメラ付 クワッドコプター (レッド)

 飛行性能は非常に良好な機種なので、そうそう墜落しないと思います。Bebopの電池で飛行可能なのは10分程度。動画を見ると8分以上飛行しているので電池切れか、もしくは緊急停止ボタンを誤って押したかだと思います。

 場所が場所だけに、見物客も多く、墜落時に怪我人が出ていてもおかしくない状況。怪我をさせたら操縦者は民事・刑事で贖うべき話です。しかし本件の操縦者は未成年者であり、保護者も関わってきます。仮に14歳以下だと、そもそも刑事の責任能力はありません。

 今後、ドローン購入者の情報を登録する制度を導入するのであれば、子供への販売には保護者の同意を義務付けるなど、何らかの制限を検討する余地があるのではと思います。

情報元毎日新聞
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