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とりあえずこれだけ読んでおけばOK。WWDC19注目ポイントまとめ

 Appleは、開発者会議WWDC19を開催。以下、注目ポイントをさらりとまとめてみました。

WWDC19注目ポイント

iTunes廃止がやってきた。最新のmacOS カタリナ

 「macOS Catalina 10.15」にてiTunesが廃止。機能は分割、「Music」「Podcasts」「TV」が引き継ぎます。iPhoneの同期管理はFinderで可能に。

 Side Car機能に対応、iPadをMacのサブディスプレイにしたり、ペンタブにしたり。

Apple Arcade 箱コン対応

 ゲーム機のコントローラーとして非常に評価の高いMicrosoftのゲームコントローラー「箱コン」に、Appleのゲーム定額サービスApple Arcadeが対応表明。

watchOS 6、単独でアプリ利用可能に

 最新のwatchOS 6では、電卓・ボイスメモ・聴力警告機能(耳に有害な高デシベルを検知)・生理周期機能など利用可能に。独立アプリ対応。

iOS 13の新機能

  • Face ID解錠速度30%向上
  • アップデートファイルサイズ6割に削減。アプリ起動速度2倍
  • 有機ELディスプレイをいたわる、「ダークモード」に対応
  • 共有画面に連絡先サジェストがついてAndroidっぽくなった
  • Apple Mapでストリートビュー風の3D街中を気持ちよく駆け抜けられる
  • 位置情報を厳重管理可能に
  • ログインにメアドを要求するアプリやWebサービスに対し、捨てメアドを発行可能に
  • 動画の回転や色調変更が可能に
  • AirPodsでオーディオシェア

iPad向けiOSが「iPadOS」に

  • 「iPad for iOS」ではなく「iPadOS」にリネーム
  • 新たなホームスクリーンがリニューアル、右フリックでウィジェット表示
  • 小窓表示アプリの切り替えがスムーズになり、マルチタスキングが快適に
  • Split View画面分割にて、1つのアプリを2つ並べることが可能
  • USBやSDカードを認識可能に
  • Safariはモバイルサイトではなくデスクトップサイトをデフォルト表示に(そりゃ当然ですよね、すまほんはiPadで既にデスクトップ表示してますよ)
  • Download Managerに対応、ダウンロードを一元管理
  • フォントインストールが可能に
  • Apple Pencilは応答9msに

見た目が昔に回帰した超弩級最強スペックのMac Pro+XDRディスプレイ

 スペックはIntel Xeon 28コア、実行1.5TBメモリ、Radeon Pro Vega IIなど超弩級最強スペック構成を選択可能に。8K動画なら3本、4K動画なら12本同時再生できる異次元の超高性能っぷり。音楽編集も100人編成オーケストラ、1000トラック使用可能、動画編集なら8K動画編集で一切カクつかない。そして電子レンジかよと言わざるを得ない消費電力1400W、車輪まで使用可。

 別売りの32インチ6K液晶モニター「Pro Display XDR」は、ソニーのマスターモニター対抗を意識したAppleの意欲作。デザインもMac Proと統一。

 ゴミ箱デザインをやめて昔のデザインに回帰したおかげで、かっこよくなったのですが、金属筐体と独特の穴から、国内外で「おろし金っぽくね?」と早速イジられまくっていて面白いですね。

アプリ開発に革命

総評

 信者向けに陥りがちなApple製品。Apple以外もしっかり見ている層がApple製品も使うと「ゴミ箱Mac Proやめろ」「Apple Watchをもっと単独で使いたい」「iPadをもっとPC的に使いたい」などとケチを付けたいことがたくさん出てくるのですが、見事に対応してきたのが良いですね。ゴミ箱より昔のタワー型の方がデザインも優れ内部アクセス容易で良かったというのはAppleユーザーの声でもあったので、悲願でしょう。

 Project Catalystは不足するmacOS向けアプリの拡充、SwiftUIはiOS開発の障壁だったUIKitを過去のものにして開発を容易に、といったところ。特にSwiftUIは開発者から評価の高い点です。

 一般ユーザーも開発者も最後まで楽しめる開発者会議だったのではないでしょうか。

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