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夜景強化か!? 次期Xperiaは最新ソニー製「デカイ画素」センサー搭載の可能性

 中国の有名リーカーZackbuks氏は、1月13日、意味深な投稿を行いました。Xperiaの新機種とSamsung Galaxy S20シリーズが、同じ「何か」を採用するという情報です。

 一体それが何なのかは明かされていません。

 さて、時を同じくして、世界を駆け巡っていたのはGalaxy S20シリーズに関する新情報です。情報の震源地はリーカーMax Winebach氏。Galaxy S20+の実機画像S20 Ultraの構成などをリークしています。

 そんなMax Winebach氏が1月13日付でxda-developersに寄稿していた記事が、Samsung Galaxy S20+のカメラ機能に関するもの。それによると、背面カメラの構成は以下のとおりです。

  1. Sony IMX 555, 12MP, 1.8μmピクセルサイズ
  2. Samsung ISOCell S5KGW2, 64MP
  3. Samsung ISOCell S5K2LA
  4. 不明

 このうち、気になるのがソニーセミコンダクタ製の新型カメラセンサーIMX555について。これは1200万画素、画素サイズは1.8μmとのこと。これは未発表のカメラセンサーではあるものの、Ice Universe氏やIshan Agarwal氏といったリーカーがその存在を肯定するものです。

 ここで思い出していただきたいのが、昨年の投稿。2019年7月、Zackbuks氏は「1/1.7 12MP、正気じゃねえ」投稿したのです。ソニー系のリーカーなのでおそらく将来のXperiaの話だと思われていましたが、他に具体的な情報は付加されていませんでした。これ以降も、2020年Xperiaの情報として、1/1.7型・12MPカメラの搭載を同氏が示唆したことがあります。

 センサーサイズが1/1.7インチで、画素数が1200万に留まるということは、画素あたりのサイズはいくらなのか?当時計算したところ、画素ピッチは約1.9μm程でした。これは今回IMX555の画素サイズとされている数値とほとんど一致するのです。

 これで、冒頭の意味深な投稿の謎が解けるわけです。新型Xperiaは、Galaxy S20+と同じくSony IMX555を搭載するというのが、Zackbuks氏の情報ということになります。

 なお、センサーサイズ1/1.7インチというのは、スマートフォンとしてはとても大きなものです。

 一方で、各社はセンサーサイズをいくら大型化しても、高画素化するばかりで、画素あたりのサイズはそれほど変わっていません。Huaweiも1/1.7型を搭載したところで、4000万画素以上を詰め込んでいるため、せいぜい1μmに過ぎません。

 ところが、IMX555が1/1.7インチに大型化したセンサーサイズにも関わらず、1200万画素に抑えたとすれば、画素あたりのサイズは大きくなり、より多くの光を取り込めるということになります。1.8μmのピクセルサイズによって、夜景や低照度を撮影する能力をより強化できるものと考えられます。

 毒々しい色彩で無理に着色することは避け、自然な写真を撮影できる傾向のあるXperiaですが、「夜景・低照度撮影」は苦手な印象。そこは最新機種のハイエンドでは非常に重視される領域だけに、強化してくれば商品力や評判に大きく寄与するでしょう。

 2019年のXperiaはかなり大きく刷新され、魅力溢れる機種になったものの、カメラセンサーがサムスン製で、夜景や低照度の静止画撮影はそれほど磨きがかかっておらず、不評の声もありました。(結果的にソフトウェアで良い画質さえ得られれば、どこ製でもいいとは個人的には思いますが)

 はたして、最新未発表とされるソニーセミコンダクタのIMX555を搭載するのか?2020年のXperia、カメラ面のさらなる強化に期待したいところです。

https://www.youtube.com/watch?v=KJt0FGvofd0

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