「山手線が原因」「世界の開発者はアプリの自動通信減らして」障害のドコモ、Googleに要請

 NTTドコモは、原因は“スマホの無料通話アプリ”と報道されている先日の東京都内の通信障害について、山手線の事故によるダイヤの乱れとパケット交換機の処理能力の不足が原因であると発表、再発防止に努めるとした。

 一方、無料通話アプリのLINEを提供するNHN Japanは「天下のドコモさんがそんな貧弱なはずがない。そもそもLINEは公開しているようにiPhoneユーザーのほうが現時点での国内は多い。iphoneを対象としていないドコモさんのバックボーンからトラブルを起こすとは考えにくいでしょ」と、無料通話アプリが一因であるとの説に反論。

 更に、総務省は不祥事の続くドコモを正式に行政指導すると発表。ドコモは役員報酬などのカットやインフラへの追加投資を発表せざるを得なくなり、苦境に立たされている。

 そんな中、驚くべき対策をNTTドコモが発表した。

 NTTドコモは携帯電話通信障害の頻発を受け、米グーグルにスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」に組み込まれている自動通信機能の頻度抑制を要請する。自動通信はデータ量の増大につながっている。ドコモは世界の通信会社と協調し、アプリ(応用ソフト)開発者にも通信頻度の抑制を呼びかけていく考えだ。

OSのアンドロイドも28分に1回の割合で自動的に制御信号が出る仕組み。ドコモはこの頻度を下げることをグーグルに要請する。各国のアプリ開発者に対しては、ドコモなど通信会社とグーグルが協調して制御信号の頻度抑制を求める。

ただアプリを自由に開発し、自由に取り込めるのが「アンドロイド」の強みであり、アプリ開発者が制御信号の頻度抑制に協力する保証はない。業界では「通信会社などがデータ量を制御するのは困難」(KDDI幹部) との見方もある。

相次ぐ通信障害 ドコモ、米グーグルと対策協議

 なんと、アプリの自動通信が背景にあるので、アプリの自動通信を減らすようにGoogleや世界の開発者に要請していくそうだ。普通ではなかなか出てこない発想だろう。

 確かに、ユーザー視点でみれば、Androidのアプリの自動通信や通知に関して、iOSと比べると制御が難しいと感じる部分はある。単純に使い勝手の面から、通信や通知に関わる設定は可能な限りOSの設定画面に集約して欲しいと常日頃から思ってはいる。そうしたプラスの方向に流れが変わるのであれば嬉しいのだが。

 しかし、こうした一連の通信障害は、スマートフォン一色にラインナップを急激に変更した通信事業者の身勝手さゆえの「自爆」に過ぎず、それをアプリ開発者に向けるとは、単に傲慢にしか見えないと考えるのは筆者だけであろうか。


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