ドコモの山田社長、「2012年の新機種は9割スマホ」「iPhoneはまだ早い」と発表。

 NTTドコモの山田社長が日経のインタビューで、次のように答えています。

 「2011年度は携帯電話販売の5割弱をスマホが占めた。12年度は6割となり、年間販売台数は11年度比2~4割増の1000万~1200万台に達する。年間40機種程度投入する新製品の8~9割がスマホになる」

 ――米アップルの「iPhone(アイフォーン)」は販売するのか。

 「扱う端末の一つとしてなら歓迎だが、今はその環境にはない。アップルとの契約の難しさに加え、ドコモ独自のサービスは乗せられないので、我々の中期戦略をアイフォーン上では実現できない。主軸は米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドでいきたい」
 

 医療や金融などの新しい分野を開拓しつつ、おサイフケータイの推進を強調するなど、パケットを流すだけの土管屋ではない、「総合サービス企業」を目指すdocomoの姿勢を代弁するかのようなインタビューでした。

 LTE対応をAppleが要求するなど、やはりAppleとの交渉があったことは間違いないようですが、どうやら実現しなかったということでしょう。

 現在、KDDIやSoftBankのフィーチャーフォンの割合が激減していますが、これからdocomoもその潮流に追従する模様です。既に端末メーカーもスマートフォンシフトを明らかにしています。

 iPhoneを時期尚早と捉え、フィーチャーフォンではなくAndroidに全力を注ぐ構えを見せるdocomo。今年はspモードで失った信頼を回復し、ユーザーに受け入れてもらうことができるのでしょうか。2012年を占うかのようなインタビューでした。