W-ZERO3復活か?京セラの3GとPHSのハイブリッドAndroidが認証通過!!

 京セラのスマートフォン YTMF-1TELEC認証を通過した。

 W-CDMA 2100(I)/1500(XI) MHzとPHS 1900/1800 MHzに対応した、WILLCOM向けの端末である。

 PHSと3Gに両対応したWILLCOMのスマートフォンと言えば、HYBRID W-ZERO3が真っ先に思い浮かぶ。

 W-ZERO3とは、電子手帳やPDA時代の先駆者であったSHARPが、PHS内蔵のZaurusを出したいとWILLCOMに企画を持ち込み、WindowsMobile採用のモバイル端末を作りたいと意気込むWILLCOMの須長製品企画部長の野望と結託し、Linux Zaurus SL-C1000をベースとして急遽開発され、奇跡的に誕生したWILLCOM初のスマートフォンのブランドである。

 コンシューマー向けに継続的に市場投入されてきた国産モバイル端末という意味では、スマートフォン市場の開拓者と呼べる。2007年のAdvanced/W-ZERO3[es]が投入された時、国内の個人向けのスマートフォンのプレイヤーは少ないことや、WILLCOMが社運をかけているフラッグシップであったこともあって、スマートフォンの市場シェアの実に8割がW-ZERO3シリーズだった。

 次世代PHSの雲行きが怪しくなり、docomoのMVNO回線を利用したWILLCOM CORE 3Gと、従来のW-SIMによるPHS通話に対応したHYBRID W-ZERO3を最後に、W-ZERO3シリーズは製品投入が途絶えていた。

 これらはSHARPによるリリースだが、今回認証を通過した端末は京セラ製となっている。

 WILLCOMは春モデルにAndroid端末を投入することを表明している。

 W-ZERO3不在のスマートフォン市場など、筆者から言わせれば「あって無いようなもの」である。ファンとしては、ぜひともW-ZERO3の名を受け継いで復活を果たすことを願っている。