Androidを買ったら、どのmicroSDHCカードを選べばいい?32GBが2千円の時代に。

 スマートフォンからタブレットまで、今や広く使われているAndroid。パソコンと同じ形式のファイルや、もちろん撮った写真や保存した動画を閲覧することも可能だ。

 これらを保存するのが外部ストレージであるmicroSD/SDHCカードとなる。

 これはAndroidデバイスに最初から組み込まれている内蔵用メモリとは違い、アプリケーションだけではなく写真・動画、Officeファイルや音楽を保存できる。内蔵用メモリは単純にアプリのインストール領域に過ぎず、ユーザー自身で用意する必要がある。

 ただ、最近はメーカーが標準で付属品として用意している場合もある。SHARPは2GB、SONYは8GB〜32GBなど、各社とも最初から一応使えるように用意してくれている場合が多い。メーカーよりもキャリアの意向が強く反映される部分でもあるので、ケースバイケースだ。また、サムスンの場合はmicroSDカードスロットと内蔵メモリの他に、最初から10GB以上の保存領域を有したストレージがある場合が多い。

 動画や音楽を多く入れるのであれば、やはり外部ストレージの容量は多く必要だろう。この辺は個人の使い方によるところが大きいので何とも言えないのだが、筆者の場合、32GBのmicroSDHCカードを挿したXperia rayには動画以外の各種メディアファイルを入れており、音楽ファイルは2000曲、写真は1000枚ほど入れており、残り12GBの容量が余っている。ブラウザーのキャッシュや重要でないアプリのmicroSDHCへの退避なども行なっている。

 これを「ここまで使って12GBも余るのか」ととるか、「もしマルチメディア再生能力に長けた機種ならこれでは済まないな」ととるか、判断は各人にお任せする。ワンセグ録画などの保存領域も基本的に外部ストレージであることも覚えておきたい。

 32GBのストレージというと高そうにも思えるが、現在32GBのmicroSDHCカードが2160円で販売されているのは、一つの目安としていいだろう。家電量販店はともかく、俗に言うケータイショップなどは法外な値段で販売していることが多くある。ケータイを買うついで4GBや8GBのmicroSDHCを買ったはいいが、もっと安いということを知ったということもありえる話だ。それなら最初から安くて大容量のmicroSDHCカードを選ぶべきだ。

 ただ、圧倒的なコストパフォーマンスゆえに盲目的にこれを選んでしまうのも考えものだ。たとえば読み書きの速度というものがある。それがClass(=SD Speed Class)だ。

 すでにAndroid2.2以上のデバイスを持っている人ならわかっていると思うが、外部ストレージにインストールしたアプリケーションは、起動直後は起動できない状態になっている。最初にアプリをカードから読み込む必要があるからだ。こうした部分にも速度が関係してくる。内蔵メモリに難があって外部ストレージへのインストールが積極的に必要な機種を使っているユーザーは、特に注意が必要だ。日本製のスマホや2011年のXperiaシリーズには共通の悩みだろう。また、GALAXYシリーズなどは起動当初にメディアスキャンが行われるが、この時間もmicroSDHCカードの性能によって変わってくる。SD Speed Classは、起動直後のモッサリした時間をやや緩和してくれる効果を持っている。

 動画再生でも、いかに高画質の動画を綺麗にエンコードして再生したいというヘビーユーザーにはSD Speed Classは重要だろうし、外部ストレージからの読み込みを頻繁に行うアプリ、例えば画像ギャラリーなどの快適な動作も、やはり重視した方がいいだろう。

 もしアプリをmicroSDHCに多くインストールしたい場合や、大きなマルチメディアファイルをたくさん入れて使い込みたいなら、現在最も高品質なのがサムスンの32GBのClass10のmicroSDHCカードだ。特に価格を考えないのであれば、奮発して買うのもアリだろう。鉄板の東芝製のUHS規格対応の製品も品質はよいが、現在UHS規格が普及していないこと、多少値段が高めになりがちな点が泣き所か。UHSであることに拘る必要はまだないだろう。

 ただ複数のmicroSDを使ってきた経験則上、Class10はやや品質過剰であると考えている。Class6が体感できるひとつのラインではないかと感じている。

 まとめると、高品質を求めるのであればサムスンのClass10を選び、microSDHCカードにアプリをたくさん移さなければならない、またはシビアに高画質な動画エンコードと再生に拘りと持っているなど、そうした事情がなければコスパ重視でClass4のmicroSDHCカードを買うというのが、最もベストなチョイスであると思う。

 さて、6年前でしょうか、2GBのA-DATAのminiSDに1万円以上をかけて買ったのは。今ではいい思い出です。当時はZaurusやW-ZERO3のために奮発しました。本当に今は安くていい時代になりましたね。


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