3分充電で90分動く!たった28gの軽量新型ウォークマンがすごい

 ウォークマンの新しいラインナップが発表されました。最近ではあまり見なくなった香水瓶、スティックタイプのウォークマンですが、ここにきて装いも新たに登場です。

 このWalkman B170はドラッグアンドドロップによるファイル転送に対応し、3分充電で90分動作の急速充電が可能なお手軽さに加え、たった28gの超コンパクト軽量モデル。

 ウォークマンはシリーズごとに筐体の形状が変わるのではなく、単純にフラッグシップ、廉価版、国内未販売といった分類です。そのため、6年前はどのシリーズでもスティックタイプがお目にかかれたのですが、今や絶滅状態。Aシリーズをいくつか買って来ましたが、やはり没個性的で尖った部分が少ないので好きになれませんでした。

 個人的にウォークマンのベストを挙げるなら、Sシリーズの初代モデルNW-S205です。今でこそ単なるAシリーズの普及モデルという地位に堕してしまったSシリーズですが、この頃はかっこよかったです。

 ねじって回す操作方式が非常に良かったです。今やどこもかしこもタッチパネルばかりですが、ポケットの中や鞄にクリップで付けた状態でもブラインドネスオペレーションが可能な点は、今の時代でこそ圧倒的なアドバンテージです。さらにデザイン質感ともに一切の妥協がなく、防水防滴という夢のようなウォークマンでした。

 しかしながら当時のSonicStageの出来の悪さ、曲名表示の文字化けなどの不満がありました。さらに相当気に入って酷使していたせいか、ねじるタイプのスイッチの反応が悪くなる、電池の消耗が進むなどして最期を迎えました。ただ、それでも良かったと自信を持って言えるモデルでした。

 もし今後ウォークマンを買うなら、D&D対応のスティックタイプで、もちろん「ねじって回す」方式でなければ…と決めていましたが、この「回して操作する」B170なら、わざわざ輸入してしまうのもアリかもしれません。

 そう、この機種の唯一の欠点が、「Bシリーズである」ということ。基本的に国内向けではなく、海外向けを想定したモデルです。買うなら怪しいお店や個人輸入に頼らざるをえないというのが難点です。

 どうせタッチパネルのモデルは、Walkman Phoneのブランドを長年担当し、今やSONYグループの一角となったソニエリことソニーモバイルコミュニケーションがいますし、XPERIAブランドもあるのですから、Xシリーズと後継のZシリーズをXPERIAに統合し、後は競合しないスティックタイプのウォークマンに専念してくれないかなーと心から思っています。ブラインドネスオペレーションこそ至高。

 どうせ28gなら40gのWILLCOMのストラップフォンストラップウォークマンとして付けたいぐらいです。タッチパネル全盛で、スマートフォンは電池消耗が酷いから、という今の時代だからこそ光るウォークマンです。

via SONY