ビジュアルリッチな電子教科書「iBooks2」が旧来の教育を破壊する!?

 全員が先生の方を向いて、一斉に学ぶ授業形式。そんな風景はもはや死に古きものとなりつつあるのかもしれません…。

 Appleは今日「Education announcement in the Big Apple」において、電子書籍や電子教科書の閲覧と購入が出来る新たなiBooks2と、作成と出版をするためのiBooks Author、世界中に配信される大学の講義を視聴できるiTunesUアプリをNYグッゲンハイム美術館にて発表しました。

 その中でも「iBooks2」とお試し版テキストブック「Life on Earth」のインパクトが私的にすごく大きかったので、今回はこれに絞って紹介してみたいと思います。

iBooks App 価格:無料 ジャンル:ブック

 

 AppleはこのiBooks2を「教科書をインタラクティブに、より楽しく豪華に変更させるものです」と紹介していました。本の中で動画を再生したり詳細に見たいところや挿絵を拡大したりはもちろん、非常に簡単な操作でハイライトやメモ書きを付けることが出来ます。

 また、iPadを縦向きにすると、それに併せて自動的にレイアウトが変化します。iBooks2は使う人や場所を選ばず、欲求を簡単な操作で満たしてくれる素晴らしい電子書籍アプリです。

 これはiOSで人気アプリである元素図鑑や、Appleの取締役であり元米副大統領であるアルゴア氏による電子書籍Our Choiceから強い影響を受けたものと思われます。

 これがそのOur Choiceの動画です。どうでしょうか?サンプルとしてiBooksで新しくリリースされている「Life on Earth」という電子教科書のインターフェイスはこれによく似たものとなっています。非常に魅力的でカッコイイでしょう。きっと読みたくなる。

 こういうのを見るとあてつけに「コレがなんの役に立つんだ」という人がいますが、僕はむしろ「これほど、子どもが自身の興味関心をもてる事を見つける為に役に立つ物はない。」と感じています。えてして「読みたい」とか「知りたい」という気持ちはこういうところで感じられる”楽しさ”から生まれるんじゃないかなと。

 

 iPadやコンピュータが子どもの興味を引きつけるのならばそれで良い。教師は、それらを使うことによって自分の言葉が届かなくなることを嘆くのではなく、iPadやコンピュータを「興味を引きつけることができる」ツールとして捉え、どうすれば子どもの理解を深めるために役立てることができるのかを、これからは考えるべきなのかもしれません。

 21世紀の教育は、もうそこまで来ています。21世紀の教育は、いままでの教育のあり方とはずっと異なるものになるかもしれません。そう感じさせてくれるプレゼンでした。

 また、Appleはこのプレゼンで、電子書籍作成ツール「iBooks Author」も発表・リリースしています。こういった電子書籍を誰でも簡単に作り、出版することが出来るという点も極めて重要です。コンピュータやiPadの普及、コンテンツの充実により、教育業界は変革を迫られることになるのではないでしょうか。

 AppleによるiBooks2のプロモーションビデオはこちらです。

 

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