「Nokiaに死んで欲しいから、WindowsPhoneごとシカトして殺せばいい」 ― 海外メディアによる考察

筆者注意:本記事は、海外記事を元にしており、タイトルおよび本文に過激な表現がありますことをご了承願います。

 Conspiracy Theoryという衝撃的な記事がintomobileに掲載されています。

共同謀議のセオリー

 NokiaはWindowsPhoneにリソースを集中し、腹案はないと公言している。彼らは巨大であると同時に、一蓮托生だ。

 もし、あなたが巨人Nokiaと戦わねばならないサムスンの一員であったら、どのようにすべきだろうか?

 その答えが「WindowsPhoneを殺すこと」であり、つまりWindowsPhoneのサポートを行わないことだ。

 いくつかのメーカーはWindowsPhoneをリリースしているが、Androidに対して圧倒的に数が足りないし、価格だってAndroidの方が安いのだ。

 Nokiaによる「第三のエコシステム」の構築に、HTC / Samsung / Huawei / ZTE / Acer / Lenovo / LGはいない。

 Nokiaを倒すには、モバイル業界で足並み揃えてWindowsPhoneを無視すればいい。

Agile Catさんの翻訳を参考にしました)

WindowsPhoneとメーカー

 このような内容となっていますが、確かに、と頷けるところがあります。

 NokiaがSymbianを買収、オープンソース化する試みが、かえってプラットフォームへの求心力を低下させたように、WindowsPhoneといえばNokiaとでも言わんばかりの勢いも、また反発を生むところがあるのかもしれません。NokiaはWPへの貢献が大きかったとして、Microsoftから2.5億ドルをもらっています。

 また、Microsoftとの蜜月ぶりを象徴する「第三のエコシステム」も、他メーカーだけではなく元Nokiaの役員などからも苦言が呈されています。

 エコシステムこそが鍵だ、そんな現CEOの焦燥感をあらわすメモが流出したこともありますが、枝葉末節はともかくおおむね間違ってはいないと思います。開発者、アプリ、サービス、広告、ソーシャルなどを総合して提供できなければ意味がないのはその通りで、まさに敵対するAndroid陣営が遅れを取っている部分です。

 WindowsPhoneを採用することで、開発者とNokiaだけではなく、メーカー・通信事業者・ユーザーがどのような利益を得られるのか?第三のエコシステムがその具体的なビジョンを見せた時、大きく趨勢は変わってくるのかもしれません。Verizonも同調する動きを見せています。

 確かにサムスン撤退という話もありましたが、実際はFocus2も発表され、WindowsPhone8版Galaxy NoteやS3の噂もあり、まだサムスンはWindowsPhoneというオプションを手放さないように見えます。

 また、ハードウェア構成まで細かく指定されているWindows Phoneのメリットは、「開発力のないメーカーでもそれなりのものが作れる」ことだと思います。(例:富士通東芝のIS12T) ハイエンドだけではなく、パイの大きなローエンドを狙うにもこうした点は有利に働き得る特徴だと思います。

 しかし現実的にはそうはなっていませんでしたが、途上国市場でシェアを握るNokiaが参入することで、Chassisの最低スペック要件を満たさない中国ZTE製 Taniaが登場するなどの動きが見られます。Nokiaが参入したことでプラスに働いている面も確実にあるのです。

 既にAndroidで成功しているメーカーにどう旨みを感じてもらうか?WPを採用することでメリットを得られる新興メーカーにどうやって門戸を開けていくか?そこにWindowsPhoneが殺されないための鍵があるように思えます。

Source:intomobile, 共同謀議のセオリー : Nokia には死んで欲しいから、みんなで Windows Phone を無視する « Agile Cat — in the cloud


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