遅い・高い・重いの三重苦で話題のVAIO T、最軽量構成なら1.32kgの模様

 SONYのVAIO夏モデルが発表されました。6シリーズの新しいVAIOです。

 うち2シリーズはテレビ特化のボードPC。VAIO LはBRAVIAの技術を使っています。

 今回の夏モデルの特徴は、VAIOノートからデジタルチューナー搭載機種が無くなったことです。テレビを捨てたというわけではなく、nasneで録画したテレビ番組を「VAIO TV with nasne」というソフトにより楽しめるため、チューナーは不要であるとの判断でしょう。むしろ全モデルでテレビに合理的に特化していると言えます。

 気になるのは、ついにSONYが満を持して登場させたUltrabook VAIO Tですが、あまり評判がよくないということです。

 従来のVAIO Tシリーズというのが、高機能を薄い筐体に詰め込んでいたところを評価されていたということもあり、Ultrabookとしては登場が遅いことに加え、厚みのあるボディと平凡なスペックがファンの期待を裏切ってしまった形になっています。

 特に1.6kgを超える重量は最も受け入れがたい部分でした。Macbook Airと比べても随分と重たく感じてしまいます。

 しかしSONYストアによると、11インチモデルの最軽量構成では1.32kgで済むようです。

 店頭モデルは1.42kgとなっています。因みにMacbook Airの13インチモデルが1.35kgです。

 そうは言っても直接のライバル Macbook Airの11インチモデルは1.08kg。アジアのメーカーのUltrabookもより軽量なモデルが多く、マグネシウムリチウム合金を採用し1kg以下の重量を実現したNECのLaVieZの存在などを考えると、やはりもう少し頑張って欲しかったところ。

 とはいえ、SSD+HDDのハイブリッドの安価な構成でも高速起動が利用可能であること、価格重視でオーナーメイドすれば6万円程度から購入可能であること、SONY待望のUltrabookであること、電源オフでもXperiaを始めとするモバイル機器の給電が可能であること、ヘアライン加工を施した高級感あるアルミニウムボディを採用していること、これらは人によっては非常に魅力的な要素であり、ウルトラブックが欲しいが人とは違うものを選びたいというニーズにはマッチしているとも言えます。

 オーナーメイドでT13に高スペックを求めるぐらいなら、いっそVAIO Zの方がいいと思います。個人的にはAppleの新型Macbookの発表まで踏みとどまりたいところです。

Source:AV Watch, SONYストア