sRGBに100パーセント対応 色再現率が向上したiPhone 5のディスプレイに迫る

 

 ただでさえ綺麗なRatinaディスプレイがさらに進化しました。

 解像度が1136×640、アスペクト比16:9のワイドディスプレイになり、液晶の精細さはiPhone 4Sと全く同じレベルなiPhone 5ですが、進化はそれだけではありませんでした。
 iPhone 5のRatinaディスプレイではsRGBの色域を完全にサポートしておりより自然に、より美しくマルチメディアコンテンツを楽しむ事ができるようになりました。

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 色域とは、表示デバイスなどが再現できる色の範囲を示すもので、一般的に使われる色域の基準には「sRGB」・「AdobeRGB」・「NTSC」などがあります。液晶パネルなどのディスプレイは色域をどの程度カバーしているかも、最近では一つの性能判断基準になります。

 iPhoneのディスプレイはいち早くIPSパネルを採用して、今まででも十分に高品質な物でしたが、iPhone 5に搭載されるディスプレイはsRGBの色域を完全にカバーしており、sRGBの環境向けに制作された写真や映像コンテンツを制作者の意図のした、つまりありのままの色を楽しむことができます。

 とは言っても、iPhone以外の製品ではすでにシャープのAQUOS PhoneやSONYのXPERIAシリーズも広色域をサポートおり、AQUOS PhoneではsRGBを100%カバー、XPERIAではNTSCを100%カバーしています。

 しかし、iPhoneにしかない利点として、視野角の広い「IPSパネル」が搭載されていることがあげられ、これはiPhone用のディスプレイパネルを供給するLG電子製のスマートフォンであるOptimusシリーズでしか採用されていませんでした。他社製のスマートフォンではここまで色表現が豊かなIPSパネルはなかなか搭載されておらず、AppleにIPSパネルを供給するLG電子製のOptimus Gなどでしか採用されていません。

[訂正]2012/09/14 午前0時12分
  当初IPSパネルそのものが他社のスマートフォンで採用されていないかのような表記となっておりました。お詫びして訂正致します。

 広い色域とIPSパネルを兼ね備え、さらにアスペクト比が16:9となったiPhone5は、マルチメディア・ゲームをさらに楽しめるものとしてくれるでしょう!!

画像引用元:色域は広すぎてもダメ:「Adobe RGBカバー率とAdobe RGB比の違いとは?」――ナナオの“広色域”説明会 (1/2) – ITmedia PC USER