iPad miniとKindle Fire HDの製造原価の違いはわずか24ドル

 

 iPad miniの発売でお祭り騒ぎになりましたが、お値段は7インチタブレットとしては28,800円と少しお高め。一方、日本での発売を控える同様の7インチタブレット Kindle Fire HDは15,800円と非常にリーズナブル

 しかし、驚くべきことに両者の製造原価の違いは24ドル(約1900円)しかないことがわかりました。

なぜここまで価格に違いが出るのか

 一見すると、iPad miniは価格が高すぎるように見えますが、そんなことはありません。そもそも、Kindleシリーズは製品の単価を落とす代わりに、Amazon内で商品を購入してもらい、ハードウェアで儲けが少ない分の差額を埋め合わせるというビジネスモデルを採用してきました。

 一方、iPadシリーズは極端に価格を落とさずに、ブランドイメージを大切にし、ハードウェアそしてApp Storeで配信されるコンテンツでユーザに満足してもらうというビジネスモデルを作り出しています。

Amazonだからできること Appleだからできること

 Amazonは今や生活になくてはならないツールとなりました。Amazon公式サイトやスマートフォン向けの公式アプリで、必要なものをワンクリックで購入することができます。

 そこに、Amazon謹製のコンテンツである電子書籍や音楽、映画といったコンテンツを購入してもらい、Kindleのようなビューワ(閲覧機器)で閲覧してもらうことに最大の意義があります。そのビューワが高くては、コンテンツを楽しむことができません。

 一方AppleはiMacをはじめとしiPhoneからiPadとそれからiOSを使って、ユーザに対し新しい体験を常に提供してきました。それがお財布に優しければ、個人的にはうれしいのですが、価格が下がれば下がるほど、そのブランド価値は下がってしまいます。

 特に7インチタブレットはNexus 7をはじめとし、廉価な競合製品が数多く流通していますが、強気の価格設定に出たAppleの裏側にはブランド価値の維持と、それだけお金を出してもらっても、ユーザに満足してもらえるという自信があったのかもしれませんね!

情報元:iPad miniとKindle Fire HDの製造原価差はたった24ドル | スラッシュドット・ジャパン アップル