auスマホが一部値下げ 「KDDI 春の陣」を俯瞰する

 auのスマートフォンが一部価格が下がっています。auショップ藤沢南口のブログさんによると、値下げの対象機種はURBANO PROGRESSO、IS15SH、SCL21、KYL21、FJL21、PTL21、XPERIA VL SOL21となっています。

 この中のau LTE機種は新規・機種変更の場合1万5千円程度の値下げとなっています。MNPの一括価格は微減ですが、2万3520円の「ウェルカム割」が、毎月割に加算されています。

 URBANO PROGRESSO、IS15SHはLTEには非対応ですが、単にフィーチャーフォンからの巻き取りとしては適切な機種です。これらも値段を大きく下げ、MNPでは一括9450円となっています。

 ただしこの上で代理店、店舗によって価格は変動しますので、その点はご容赦下さい。

 昨年の春モデルはINFOBAR、Xperia、GALAXY、Optimus、RAZRの5機種で豪華だったのですが、今回の春モデルはINFOBAR A02のみ。NTT docomoは12機種の春モデルを投入しています。やはり価格による訴求も必要であるのだと思われます。

 昨年はまだ3Gだったにも関わらず、乗り換えには一括0円が当たり前で、盛大なキャッシュバックをばらまいていました。昨年との極端な価格差が消費者にどう映るかは懸念事項です。現在の3Gトラフィック輻輳、回線品質低下などに対処すべく、LTE対応端末を是が非でも売る必要があるのは言うまでもありません。

 しかしながら田中体制下における「3M戦略」のうち、固定回線とセットにすると割引する「auスマートバリュー」は一定の成果を挙げています。3月期第3四半期によると、新規契約のうち3割が、そして固定回線「auひかり」の新規契約のうち半数近くが、スマートバリューを契約しており、相乗効果で契約者数の増加に貢献しています。昨年ほど度を過ぎたキャッシュバックは今年は無いのではないでしょうか。

 前衛的なUIを備えた個性派のINFOBAR A02は、ファン層への強力な訴求力を持った素晴らしい機種ですが、春モデルを単騎で担えるほど支持されるかどうかは未知数です。今後も2012冬モデルは、しばらく値段を下げつつ第一線に立たされることになるでしょう。

情報元:auショップ藤沢南口のブログ, KDDI

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