NECカシオ 携帯電話事業から事実上の撤退。中国の大手PCメーカーレノボに売却交渉中。

 NECが2013年度中に携帯電話の自社生産を打ち切り、開発部門も中国のPC大手メーカーであるレノボに売却を目指していることが、2013年3月29日付、朝日新聞の報道によりわかりました。

 NECのMEDIAS カシオのG’z One ブランドで国内向けにスマートフォンを展開していたものの業績は振るわず、今年の2月17日には500人の希望退職者を募集していました。

 開発部門の買い取り先となる、レノボ(Lenovo)はThinkPadやIdeaPadブランドを有する中国の大手PCメーカーで、PCの世界シェア2位の座に君臨しています

 国内ではThinkPad TabletやIdeatabという名称でタブレット端末をすでに供給しています。また、国内では投入されていませんが、スマートフォンの製造も行っています。

 日本メーカーの大御所とよばれていたNECカシオだけに携帯電話事業から事実上の撤退というのは思わず驚いてしまいますが、盛者必衰という言葉があるだけに、スマートフォンが普及する中でその魅力は衰えていったのかもしれません。

 なお、NECカシオの正式名称は「NECカシオモバイルコミュニケーションズ」で、カシオと日立の合併会社「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」と「NEC」が合併して、今の形となっています。

 NECのニューロポインター、カシオのペンギン、日立の野心的なWoooブランドの携帯電話たちはこの状況をどう思うのでしょうか。

情報元: 朝日新聞デジタル:NEC携帯電話事業撤退 沈みゆくガラケー – 経済・マネー

続報:携帯事業撤退報道にNEC「決定はしていないが、検討中なのは事実」と一部認める さらに携帯代理店事業も売却報道

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