以前の障害の反省は ― 「au 4G LTE」の通信障害の原因、制御装置不具合と機器故障か

 

 KDDIは、5月29日の18時間、そして5月30日の11時間にわたる、2日間連続の通信障害について、基地局制御装置のソフトウェアの不具合とハードウェアの故障が同時に起きたことで発生したと日本経済新聞が伝えています。

 4月27日の通信障害の原因が基地局制御装置のソフトウェアの不具合にあったため、5月29日に更新作業を実施。しかし本番運用中の制御装置で故障が発生。そのためソフトウェアの更新を中止し、予備系統を本番運用に戻したところ、予備でも不具合が発生、2系統ともダウンしたとのこと。

 4月のメール障害の時も、更新の後に手順の誤りによるミスが障害に繋がり、2系統がダウンする二重障害に発展、メールの送受信に問題が発生しました。そのような二重障害でも回復できるようKDDIは再発防止のための対応策を発表していましたが、基地局制御装置は対象外になっていたため、以前の通信障害の経験は生かせず、2日間の長時間にわたる通信障害を防げなかったということになります。

 実際に通信障害の影響を受けた方は、これでは納得できないという人もいるかと思いますし、より詳細な事情説明と対応策の発表の待たれるところです。

情報元:日本経済新聞

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