BusinessJournalが報じたところによると、KDDIはHTCを推すことを止め、LGを推すことを計画しているとのことです。
こうした動きの背景には、NTTドコモのツートップ戦略があるとみられています。
まず8月初旬にニューヨークで行われたLGの新製品発表会では、Optimusに代わる新しいブランド G2が発表されましたが、この機種はNTTドコモに供給されるとのこと。
しかしG2は、NTTドコモの次期スリートップには選ばれないため、LGはKDDIへの接触を図っているとのこと。そのため、KDDIはHTCではなく、LGを主力商品として推していくとBusinessJournalは報じています。
確かに、ライバルであるSAMSUNGをNTTドコモが推すということは、LGからは相当反発があったものと思われます。また、LGは不具合を極力出さないよう心がけていますが、ARROWSシリーズを出している富士通がスリートップに選ばれると報じられるなど、情勢はLGにとって面白くない展開となっており、こうした報道は全くの無根拠でもないと考えられます。
しかしながらLGがHTCに代わるというのもいささか気の早い話とも思います。あくまで噂として捉えておいたほうがよさそうです。
情報元:BusinessJournal