韓国紙Asia Todayは、関係者筋を情報源とし、やはりSAMSUNGのGALAXY S5の上位モデル(GALAXY S5 Premiere または Prime)が開発の詰めに近い段階にあり、6月にも登場するとの見方を示しました。
以前より、GALAXY S5の上位モデルの存在は、各国のメディアやブログで伝えられています。上位モデルの開発コードネームはKQ、型番は「SM-G906S」とされています。スペックとしては、2K解像度の5.2インチディスプレイ、Snapdragon 805 クアッドコア 2.5GHz(または自社製Exynos 5430オクタコアとIntel製LTEチップ)、実行用3GBメモリを搭載するなど、正式発表済みのモデルを上回る高性能な仕様が噂されています。
実際に、ベンチマーク上に2K高解像度の「SM-G906S」が登場したり、(デザイン流出を防止する措置が施されているものの)試作機の実機写真が流出するなど、その存在を示すものがいくつも挙げられています。
また、「SM-G906S」の型番がサムスン公式サイト内にまで登場しています。
これはSAMSUNGの提供する、スマートフォン紛失時用のサービス「Find My Mobile」の、オンラインユーザーマニュアル内の記述です。同サービスは、携帯電話のネットワークを経由して、遠隔地のPCなどからGALAXY端末の位置を検索したり、データを削除するといったことを行うためのサービスです。ちなみに、SC-04FやSCL23といった未発表の型番も載っています。「SM-G906S」だけでなく、GALAXY S5の日本版もこのサービスに対応するようですね。
このように公式サイトの記述から未発表機種の存在が追認されることはしばしばあり、最近では同じくSAMSUNGニュージーランド法人の公式サイトから、GALAXY S5 miniの存在が露呈しています。
これで「SM-G906S」の型番を有する未発表モデルが、少なくとも実際に開発されていることは確定しました。あとは噂されているスペックと一致したものが登場するのかどうか、しっかりチェックしていきたいところです。
情報元:AsiaToday, SAMSUNG 経由:SamMobile 1, 2