ユーザー逃げ場なし――ソフトバンクも「完全通話定額」追従で、大手3社の基本料は2700円横並びに

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 日本経済新聞は、SoftBankが音声通話の完全定額を開始すると報じました。

 SoftBankが過去に発表していたVoLTEを見据えた新プランの草案では、音声通話には時間・回数制限がありましたが、NTT docomoが制限を撤廃したかわりに、音声定額を基本料金に含んだプランを新たに発表したため、SoftBankはプランの見直しを迫られていました。

 新しいSoftBankのプランでは、他社・固定回線への音声通話が無料となり、基本使用料は従来よりも値上げの2700円。NTT docomoと同じく家族間のデータ共有パックが提供される見込み。

 しばらくは旧プランも並行して継続されるとしていますが、おそらく実店舗では新プランに巻き取るための施策が行われることも考えられ、これまでのように旧プランは段階的に廃止されていくことが予想されます。

 すでにKDDIも2700円の音声通話定額を提供すると報じられており、携帯大手3社は揃って基本使用料を2700円へと値上げすることになります。従来の934円や743円(税別)のプランと比較しても大幅に高く、音声通話をあまり利用しないユーザーや、従来の部分的音声通話定額プランで節約していたユーザー、各種IP電話サービスを利用していたユーザーにとっては、大幅な値上げとなります。

 さらに3社揃って値上げに踏み切ったこと、この値上げがまるで「値下げ」かのように報じられていることから、大手3社を利用する限りはこのプランからはいずれ逃れられなくなるでしょう。今後は、新たに誕生するSoftBankグループ傘下の別働隊こと「Y! mobile」か、MVNO各社に期待するしか無さそうです。

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