BlackBerry Privに寄せる期待

 BlackBerryは、OSにAndroidを搭載した「BlackBerry Priv(ブラックベリープリヴ)」を開発中であると明らかにしました。これはコードネームVenice / Sliderの名称で呼ばれてきたものとなります。

 名称のPrivは、PrivacyとPrivilege(特権、光栄)を語源とした造語のようです。Android採用によるセキュリティリスクを独自に克服していることを名前で示しているのでしょう。

 本機は縦スライドの物理QWERTYキーボードを備えていると伝えられています。

BlackBerry-Venice-Slider-Keyboard (1)

 BlackBerryといえば、打ち心地のよく洗練された物理QWERTYキーボードが特徴です。しかしBB OS10以降を搭載する端末が、そのポテンシャルを発揮できていたかというと疑問もありました。BlackBerry Classicは、物理キーボード搭載ですが、日本市場から事実上撤退済みということもあり、日本語入力はお世辞にもいいとは言えませんでした。特に漢字変換。Androidアプリも一部動作するのですが、IMEまで切り替えることはできません。

 ところが今回から、OSを全面的にAndroidに切り替えます。ということはATOKを始めとした日本語変換ソフトを自由にインストールすることが出来ます。物理キーボードのポテンシャルを最大限引き出せる可能性があるという点は大いに期待できます。

 とはいえキー側に矢印キーはないので、予測変換窓の候補を選択するために結局はタッチパネルを触ることになるとは思います。

 発熱疑惑のないSnapdragon 808、実行用3GBメモリなど、基本性能は十分です。発売は年内。私を含む”好事家”による輸入も予想される本機。正式な登場が楽しみなところです。

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