パナソニックの有機ELテレビが日本市場投入!?パネルはLG製、価格100万円以上

 日本経済新聞は、Panasonicが2017年を目処に有機ELテレビを国内で発売すると報じました。

 65インチモデルは100万円以上の価格で、富裕層に売り込みたい考えとのこと。既にPanasonicは欧州向けに約130万円で有機ELテレビ「TX-65CZ950」を発売していますが、画質で好評であったそうです。

PanasonicTX-65CZ950_Lifestyle

 ちなみにTX-65CZ950は、LG製の湾曲有機ELパネルを搭載しています。

 日本経済新聞によれば、2017年に投入する有機ELテレビについて、生産は宇都宮のテレビ工場、パネルはLG製と伝えています。LGは既に大型の有機ELテレビ「LG OLED TV」を商用化しており、日本含む世界市場で販売しており、その画質・発色・応答性は液晶テレビに対して優れています。

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 Panasonicもかつて有機ELテレビを開発しており、その試作機の美しさは圧倒的でしたが、やはり素子の寿命、焼きつきが問題であり、製品化にまでは踏み切っていませんでした。

 RGB素子が自発光する一般的な有機ELの方式に対して、LG製の有機ELは、素子は白色のみ。白色有機ELとカラーフィルターを組み合わせる、有機ELと液晶テレビの折衷案のような方式です。

 この方式は、一般的な有機ELのテレビには劣っているというのが、以前までの見方でしたが、最近はカラーフィルターの完成度も高まり、目を見張る画質を実現。さらに素子の発光を消すことで、純然たる黒色を表現できるのは有機ELならでは。この完成度の高まりを見て、Panasonicも導入に踏み切る覚悟ができたのでしょう。(もちろん、自分たちで開発していたものとは異なる方式のLG製パネルの採用は内心、悔しいとは思いますが)

 やはりソフトウェアは、最近のVIERAと同様FireFox OSになるのでしょうか?現時点ではあまり使い勝手がいいとは言えませんし、ソフトウェアの充実度では他のプラットフォームに遅れを取っています。各社がテレビにAndroidやTizenを採用し、LGはWeb OSを採用しています。2017年までに、FireFoxの使い勝手をどこまで磨き上げられるかどうかも重要かもしれません。

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