シャオミは日本に進出するのだろうか?

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 スマートフォン製造メーカーの中で、勢いのある中国企業として日本でも認知されているひとつが、Xiaomi(シャオミ:小米科技)です。中国国外への進出は限定的ながら、中国市場の大きさによって、しばしば世界シェアのトップに顔を出しています。

 果たしてXiaomiは日本市場に参入するのだろうか?というのはガジェット好きにとっては関心事です。

 創業者にしてCEOの雷軍氏は、将来的には必ず日米欧市場に参入すると日本経済新聞記者に述べています。

 Xiaomiが日本で特許庁に商標を出願したという動きもあります。2016年4月12日にロゴの登録を出願しています。

 また、Xiaomiの作った炊飯器「米家圧力IH炊飯器」について、開発責任者は旧SANYOの内藤毅であり、公式サイトで日本市場での販売に意欲を見せています。

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 ただし、これらは日本参入が具体的なタイムテーブルに乗っていることを示すものではありません。

 中国消費者の中には、「中国国内向けに販売される日本製家電は、あくまで中国市場向けに格を下げたものだ」という認識があり、そのためわざわざ日本まで家電を「爆買い」しに来る中国人観光客が多数いました。米家圧力IH炊飯器の公式サイト内の「日本でも売りたい」との記述は、「この製品は目の肥えた日本消費者にも耐えうる本物だ」ということを中国消費者に示すための、リップサービスの意味合いもありそうです。

 また、最近ではTwitter上に「@XiaomiJapan」なるアカウントが登場し、Xiaomiの日本市場上陸が近いとの噂が流れましたが、一方で、Twitter社からの認証もなくXiaomi公式アカウントからのフォローもないため、偽装アカウントである可能性が指摘されていました。案の定いたずらであったようで、現在ではアカウントは削除されています。

 さらに注意しておきたいのは、Xiaomi製品がApple製品を模倣しているとの指摘があり、先進諸国に上陸した際には、意匠や特許に関連する司法での紛争が予想されるという点です。台湾や香港、シンガポールには実店舗のショップを構えるなど、牙城を築いていますが、欧米先進諸国、特にAppleの本拠地アメリカでは反発も大きそうです。

 Xiaomiとしては日本に進出する意欲こそあれど、実現するかどうかはまだわからないといったところ。日本に上陸した時は、ぜひSIMフリー市場や家電市場を盛り上げて欲しいですね。

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