売れないXperia X/Compact、ラインナップごと廃止か

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 Sonyは投資家向けのIRを公表。Sony Mobileの業績と今後の展望が記されています。

 IRによると、モバイルコミュニケーション分野自体は黒字化を達成している一方で、肝心の2016年度のスマートフォンの販売において、販売計画の未達率の高さが伺えます。

 Xperia X PerformanceやXperia XZといったフラッグシップモデルは、それなりの販売台数計画達成率を誇っているのに対し、Xperia X やXperia X Compactといったプレミアムスタンダードモデル(フラッグシップモデルとミッドレンジモデルの中間帯)については、国内でさえも85%、そして海外ではたったの31%というかなりの低迷を見せました。

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 このような達成率の低さは、旧モデル在庫が捌けていなかったことや導入時期といった要因が考えられています。

 こうした反省と今後の展望を受けた商品ポートフォリオがこちら。2017年度のラインナップは、フラッグシップとミッドレンジのみに。プレミアムスタンダードは廃止すると明言しています。

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 FY2017のフラッグシップの図には、Newの吹き出しが2つ並んでおり、新機種が少なくとも2機種以上登場することが想定されます。

 Xperia XおよびXperia X Compactは、フラッグシップモデルに比べてSoCを妥協、両者ともにSnapdragon 650ヘキサコアプロセッサを搭載したモデルでした。後者については4.6型ディスプレイを搭載し、日本市場にも投入されていましたが、残念ながらこれらの機種の直接的な後継機は登場しないものと考えて良さそうです。

Xperia X Compact

 ただし、海外では4.6型HDディスプレイ/実行4GBメモリ/Snapdragon 835を搭載した「Xperia XZ1 Compact」が、IFA2017で発表されるなどと噂されており、フラッグシップモデル扱いのハイスペックな4.6型Compact後継機(いうなればZ5 Compactの直系)自体は出てくる可能性はありそうですね。