「AppleがAR(拡張現実)メガネを開発している」のは、もはや公然の秘密と化しつつありますが、今回さらに興味深いニュースが出てきました。
Bloombergが報じたところによると、Appleは高価格帯のVRヘッドセットを開発中とのことです。
このヘッドセットは「N301」というコードネームがつけられ、試作品はもう既に作成済みとのこと。開発の後半段階にあるものの、まだ完成していないため2023年に発表することを目標としつつも、計画が中止される可能性も否めないといいます。
また、価格は約300ドル〜900ドル程度になるとのこと。去年はOculus Quest 2が3万7180円で発売され、そのコストパフォーマンスの良さに世間がざわつきましたが、もし仮に900ドル近い価格で発売されてしまったら、AirPods Maxが発売された時のような反響を呼びそうですね。
AppleのVRヘッドセットの試作機は、Oculus Quest 2とほぼ同等のサイズで、重量を軽くするためにファブリック素材を使用することを計画しているとのこと。ファブリック素材ということはHomepodシリーズと近い質感かもしれません。付け心地が良いと嬉しいですね。
さらに、プロトタイプで搭載されたチップの中にはM1チップを性能面で超えるものまであったとのこと。ファン付きのモデルも設計されているとも。高性能なモデルになることが伺えます。
さらにVRヘッドセットが発売された後にARメガネが発売される可能性もあるとのこと。筆者は昔放映された「電脳コイル」というアニメを見て以来、ARメガネを使いたくてウズウズしているので、実用的に使えるARメガネが登場するのを心待ちにしています。今後のAppleのXR関連の発表に期待したいところです。