世界初の「四眼カメラ」搭載縦折りスマホ!?「HUAWEI Pocket 2」発表

　Huaweiは、中国にてフリップ式の折り畳みスマホ「HUAWEI Pocket 2」を発表しました。ファーウェイらしさを感じる折り畳みスマートフォンです。

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　HUAWEI Pocket 2のデザインはここ数年のHuaweiのデザイン言語を継承するもの。円形カメラバンプを模したディスプレイと、縦折り式のスマートフォンとしては世界で初めて4眼カメラを搭載したカメラ群、そしてその中央に鎮座するLEDフラッシュが印象的です。

　本体色は比較的シンプルにまとまったブラックとパープル、大理石からインスピレーションを受けたかのようなグレーとホワイトの4色。別途、水色の本体をベースにラインによる独特の意匠が施された、「Art Edition」なる限定モデルも登場しています。

　また、純正アクセサリーとして、縦折り式スマホにはよく用意される肩掛けのストラップなどを用意しています。

　ここ最近のHuawei製スマートフォンはSoCの型番が発表されないため、実際のSoCは購入者のレビューを待つことになりますが、Mate 60 Proに搭載されたKirin 9000sあたりが搭載されているものと考えられそうです。

　メモリは12GBで、ストレージは256GB,512GB,1TBから選択可能。また、HUAWEI Pocket 2 Art Editionは16GBメモリと1TBストレージを備えています。

　また、Huawei独自のnanoSIMサイズのメモリーカードであるNMカードにも対応し、最大512GBの拡張が行えます。

　ディスプレイは6.94インチの有機EL。メインディスプレイは1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。解像度は2690×1136のフルHD＋となっています。

　外部のサブディスプレイは円形の1.15インチと、スマートウォッチのディスプレイを流用したのではないかともうわさされるLibero Flipよりも小ぶりです。Huaweiの他モデルではカメラであるところにディスプレイが位置しているために、一体感もあります。

　Huawei自慢のカメラ性能も健在で、自社のイメージングブランドの名前を冠した「XMAGE クアッドカメラ」を搭載しているとアピールします。

　カメラの構成は5000万画素メイン+1200万画素超広角+800万画素3倍望遠+200万画素ハイパースペクトルカメラという構成。

　このハイパースペクトルカメラは、紫外線の強度を検出、日焼け止めを塗ることを提案することができるとのこと。オシャレですね。インカメラはおよそ1000万画素。

　撮像素子というよりセンサーとしての活用なので微妙なところですが、一応、GSMArenaは「世界初の四眼カメラ縦折りスマホ」であると伝えています。

　Mate 60シリーズではじめて搭載された衛星通信にも対応。SMSの送受信にも対応しています。

　また、IPX8防水に対応。この厳格な基準はメーカーにより異なりますが、Huaweiは水深2mで耐えられるとアピールしています。

　バッテリー容量は4520mAhと、このタイプの折り畳みスマホとしてはそれなりに大容量です。また、これまた折り畳みスマホとしてはかなり高速な部類に入る66Wの有線充電と、40Wのワイヤレス充電にも対応。

　ありがちですが、サブディスプレイに表示する内容も選択できます。AI生成されたようなアバターやデジタルペット、時計などを表示可能。また、空港の搭乗口の案内や荷物の配送時間の案内なども行ってくれるようです。

　また、正直こんなことするならNFC決済のほうが手軽では、と思うところもありますが、サブディスプレイにQRコードを表示することによる手軽な決済も行えるようです。

　HUAWEI Pocket 2はすでに販売を開始しており、価格は最も安価な12/256GBモデルが7499元(15万8000円)。Pocket 2 Art Editionは10999元(23万円)。

　スペックは以下の通り。

OS	HarmoneyOS 4
SoC	不明(Kirin 9000s?)
メモリ	12GB
容量	256/512/1024GB NMカード対応
画面	6.94型 OLED FHD+ 1~120Hz サブディスプレイ:円形1.14型 OLED
カメラ	5000万画素 1200万画素超広角 800万画素望遠 200万画素ハイパースペクトル
インカメラ	1000万画素
電池	4520mAh 66W急速充電、40Wワイヤレス充電
寸法	展開時:170×75.5×7.25mm 折り畳み時:87.8×75.5×15.3mm 重量:199g
その他

HUAWEI Pocket 2

— すまほん!! (@sm_hn) March 3, 2024

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