国内版「Galaxy S21」「Galaxy S21+」が認証通過、日本発売の可能性濃厚に

掲載日時: 2021/01/20(水) 12:33

 2020年1月15日に発表された、サムスン電子の新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S21」シリーズの国内版型番が、Bluetoothの技術認証機関であるBluetooth SIGを通過しました。

 携帯端末の認証情報に詳しい国内ブログ「blog of mobile」によりますと、これらは2020年1月18日付で通過を確認したとのこと。認証を通過したのは、Galaxy S21 5Gとみられる端末「SM-G991D」「SM-G991J」と、Galaxy S21+ 5Gとみられる「SM-G996D」「SM-G996J」の4つで、いずれも未発表端末の型番です。メーカーの型番規則から、末尾にDのつく「SM-G991D」「SM-G996D」はNTT docomo向け、「SM-G991J」「SM-G996J」はau向けの端末であることがわかります。

 これらの端末は、すでに総務省の技術基準適合証明を通過したことが確認されており、今後キャリア型番(SC-xxA・SCGxx)でも認証を通過する見込みです。なお、最上位モデル「Galaxy S21 Ultra」の日本向け端末は、現在のところ確認されていません

総務省電波利用ホームページ内の検索結果画面

 「Galaxy S21」シリーズは、最近のSシリーズと比べると比較的安価で、デザインもスッキリしています。それに加え、高性能なSoC(Exynos2100またはSnapdragon 888)を搭載しており、性能もさらにアップしています。Galaxy S21シリーズの詳しいスペックについてはこちらをご覧ください。

 例年、国内で取り扱われるGalaxy Sシリーズは、他社端末とともに各キャリアの3月の春・夏モデル新製品発表会で発表されます。サムスンは、例年2月の中旬にSシリーズの新スマートフォンを発表しますが、今年は1ヶ月前倒しでの発表となりました。そのため、今年はいつもより早く国内発表される可能性があります。

 3月中旬は、新学シーズンでスマートフォンの新規購入需要が旺盛な時期。ただ、例年のGalaxy Sシリーズは3月の後半に発売され、新製品が発表されているものの発売はされておらず旧製品しか購入できなかったため、iPhoneなど他社端末に流れてしまうということも少なくありませんでした(筆者もその一人です)。もし発表が前倒しされれば、学生のユーザーも増加するかもしれませんね。国内版の発表が楽しみです。

おすすめ記事

シャープ最新「AQUOS R9/wish4」外観ファーストインプレ

2024-05-08 15:31:50會原

AQUOSAQUOS R9AQUOS wish4SHARP

シャープは5月8日、東京都内にてAQUOS R9とAQUOS wish4を正式発表しました。発売は7月以降。今回は外観のみですが確認できたのでお届けします。AQUOS R9は、ミッドハイSoC Snapdragon 7+ Gen3を搭載した「効率型ハイエンド」モデル。カメラ突起は「自由曲線」なる独特のデザインに。AQUOS R7/8ではLeitzロゴでしたが、今回はLeicaロゴに。 AQUOS ...

【超朗報】ついにドコモロゴ廃止!すっきり綺麗な「Galaxy A55 5G」が登場

2024-05-08 09:00:50會原

Galaxy A55 5GNTT docomoキャリアロゴドコモロゴ

サムスンがGalaxy A55 5Gを発表しました。取り扱いはNTTドコモとKDDIですが、なんと今作からドコモ版のキャリアロゴが廃止されました。au版同様、背面刻印はサムスンロゴ、FeliCaマーク、IMEIに。すっきり綺麗な背面となっています。...

Google Pixel 8a 正式発表。1ドル132円の世界へようこそ

2024-05-08 01:31:14會原

GoogleGoogle PixelGoogle Pixel 8a

Googleがスマートフォン「Google Pixel 8a」を発表しました。Aloe,Bay,Porcelain,Obsidianの4色展開。発売日は5月14日。販売価格は税込み7万2600円から。末尾aのPixel=廉価モデルに7万2600円は高いという印象を持つ人が多いと思いますし、実際Pixel 7aの当初価格6万2700円と比べると約1万円値上がりしています。ただし、今回のPixel 8...

新型iPad Pro発表。M4、タンデムOLED、Apple Pencil Proのてんこ盛り

2024-05-08 01:05:05そっぷる

新型iPad Proが発表されました。サイズは11インチと12.9インチ改め13インチへやや大画面化。特筆すべきはこの圧倒的な薄さ。11インチは5.3mm、13インチはなんと5.1mmの薄さ。これはiPod nanoより薄く、Apple製品市場最薄の製品とのこと。ディスプレイには有機ELを搭載。しかし通常の有機ELではiPadの大きなディスプレイでは満足できる輝度を確保できませんでした。このために...

カテゴリー