髙橋 望 
フリマアプリで知られる「メルカリ」は、即時買取サービス「メルカリNOW」の開始しました。これは、従来のフリマ形式では無く、メルカリの子会社ソウゾウが商品を買い取るため、ユーザ同士の煩雑なやりとりが必要ありません。
具体的な使い方として、手元にある商品のブランドを選択肢、スマホのカメラで商品を撮影するだけで、査定金額が提示されます。提示された金額に満足した場合、その場でお金を手にすることができます。査定金額の上限は2万円で、お金に換えた商品は2週間以内に集荷手続きが行われます。
買取対象となる商品のカテゴリはレディース・メンズの服飾品に限定されており、今後の利用状況を見ながら拡大をしていく予定とされています。
なお、ユーザから買い取った商品は、子会社のソウゾウがメルカリに出品し売買を行うため、再びメルカリ上に放出される仕組みとなっています。また、サービスの過負荷を避けるため、1日あたり1千万円分の商品を買い取ると、その日のサービスは終了し、翌日の10時からサービスが再開される仕組みとなっています。
先行サービスのCASH、こちらもいろいろと話題になりました。
先行するサービスとしては、先日DMMに買収されたCASHが挙げられ、ユーザ同士のやりとりが必要なく、またスマートフォンさえあれば、すぐに不要品を売却できるサービスが注目を集めていました。
今後、このようなサービスがどのように転がっていくかは分かりませんが、当初想定していなかった問題が起きる可能性もあります。サービスがどのような展開を迎えていくか、期待したくなる反面、少し心配にもなってしまいます。
