TP-Link製スマートプラグHS105レビュー

掲載日時: 2020/04/23(木) 23:01

 今年引っ越した際に知人よりローテーブルを頂きました。しかし受け取ってみると実はこたつテーブルということが発覚。冬を迎えて人生初のこたつデビューを果たし、案の定こたつから出れなくなってしまいました。

 しかし、こたつというものは便利なのですが、すごくシンプルな技術で出来ています。それ故に電源を消すには毎回テーブルのスイッチか、電源ケーブルのスイッチを押す必要があります。ましてや赤外線リモコンで操作できないので、スマートリモコンで補うこともできず。そんなケーブルの電源を押すのが面倒な堕落した人にオススメなのが今回紹介するスマートプラグです。

スマートプラグとは

 スマートプラグは俗に言うコンセント(プラグ)にスマートプラグを噛ませることで、ネットワークを通じて電源のON/OFFができます。一つあたりの価格が2000円前後と非常に安価で導入できます。

 要注意なのが、あくまでプラグを抜き差ししているだけということ。つまり、プラグを抜き差しして動作する家電でないと、このスマートプラグは活用できないということ。なので、テレビのようにプラグを刺した後に電源を入れる必要がある家電は全く意味がないです。活用できる家電は大きく限られてくるかと思います。

 また本製品は、石油ストーブや電気ストーブなど、予期しない動作の際に発火を招く家電には使用しないようご注意ください。

開封

 今回購入したのはTP-Linkのスマートプラグ、HS105が2台入ったセット。一つはこたつ、もう一つはデスクライト用に購入しました。

 そしてこのHS105ですが、よく見ると左右で縦幅が違うのがわかるでしょうか。こちらは極性付きのプラグですので、きちんと向きをあわせて刺さなければ刺さらないので無理に刺さないよう注意してください。

 側面にはボタンがあります。このボタンを押すことでオンにすることも可能です。

 HS105を刺し、動作させたい家電をつなげたら、スマホのアプリから初期設定を行っていきます。初期設定が終わると、アプリの端末タブから動作状況を確認できます。

スマートスピーカーと連携する

 KasaアプリとペアリングができればあとはスマートスピーカーにKasaアプリを接続します。

Google Assistant

 Google Homeアプリがインストール済みである前提で進めます。Google Homeアプリから左上のプラスアイコン→デバイスのセットアップ→Googleと連携させる セットアップ済みのデバイスのリンク→デバイスの追加のところでTP-Link Kasaを選択し、ログインします。ログインが完了し、Google HomeアプリでKasaに登録した家電が正しく表示されていればOK。あとはGoogleにKasa上で登録した家電名で呼べば操作が可能になります。

Amazon Alexaとの連携

 Alexaの場合は容易です。こちらのリンクから有効化したいAmazonアカウントでスキルを有効にした後、TP-Link Kasaのアカウントでログインします。あとはAmazon AlexaアプリでKasaアプリの家電が認識されていればOKです。

IFTTTと連携

 TP-Linkの製品はIFTTTで制御できます。IFTTTにログインしてKasaを選択。ログインし、その後My Appletsで様々なサービスと連携できます。

結果

 こたつを消し忘れても外出先からオフにできるようになりました。また、IFTTTと連携させればGPSで、最寄り駅についたらこたつをONにするといったことも可能になります。帰ったらそのままこたつでくつろげます。最高ですね。

 そして身の回りの家電をほぼIoT化すると、どうなるか。結果太りました。休みの日はほぼこたつから出ることなく、録画した番組やNetflixを見る生活。眠たくなったら「OK Google.おやすみ」で電気も消えすぐ寝れる。最強のズボラ生活が出来上がってしまいました。技術的には良いことなんですが、良くないことですね……。ううむ。

TP-Link WiFiスマートプラグ 2個セット 遠隔操作 Echo シリーズ / Googleホーム / LINE Clova 対応 音声コントロール ハブ不要 3年保証 HS105P2

【Amazon Alexa認定取得製品】 TP-Link WiFi スマートプラグ 遠隔操作 直差しコンセント Echo シリーズ/Google ホーム/LINE Clova 対応 音声コントロール サーキュレーター ハブ不要 3年保証 HS105

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