會原 
GPD Technologyが7インチ液晶を搭載した超小型パソコン「MicroPC 2」を近日中に正式発表するようです。
GPD MicroPCは小ぶりで良いサイズ感だったんですが、2019年の初代MicroPC以降、2021年に小幅なCPU変更があったぐらいで、残念ながら根本的なモデルチェンジのないモデルだったので、けっこう嬉しいニュースです。
新世代機では画面が6インチから7インチに拡大しながら、本体重量は約490グラムと先代比で約50グラムの増加に抑制。8インチのGPD Pocketと比べてもその小ささがわかりますね。
4コア4スレッドのIntel Processor N250（最大3.8GHz／TDP15W）を採用し、Geekbench 6の測定でCPU性能が従来比3倍に達したそうです。
グラフィックスもUHD32EU構成へ強化されており、同条件のベンチマークでGPU性能が約5倍に伸びたとのこと。これにより、動画編集や軽めの3D処理をより滑らかにこなせるようになるようです。
実行メモリは16GBのLPDDR5-4800を標準搭載し、帯域幅は38.4GB/秒に向上。ストレージには512GBのM.2 2280 SSD（PCIe Gen3×4）。基板が両面SSDに対応したことで最大8TBまで増設できる設計とのこと。ピーク転送速度は毎秒約3.94GBを公称し、データ処理の待ち時間を短縮するとしています。
GPDは早ければ来週にもクローズドベータテストを開始するそうです。
小型のUMPCの愛好家はもちろん、豊富な端子からエンジニアから需要の強いMicroPCシリーズの新機種。楽しみですね。
情報元Weixin
