Nexus7(2013)をKitKatにアップデート USBOTGのバグが解消など使いやすく

掲載日時: 2013/11/16(土) 14:22

 7インチタブレット Nexus7(2013) にも Android 4.4 の提供が始まったので早速インストールしてみました。簡単なレビューなどを書いていきたいと思います。なお、OTA での配信が待ちきれなかったので、筆者は手動でインストールしました。

 端末情報を確認してみたところ、バージョンがばっちりと 4.4 に!ビルド番号は KRT160 でした。

USB OTGのバグが解消された!

 アップデートを提供して最初に確認をしたのは、Android 4.3 で正常に利用できなかった USB OTG のバグが修正されたかどうかでした。カードリーダの MRS-MB04BK と Nexus Media Importer で動作に問題が無いことを確認。やっと、外出先で撮影した写真を確認する端末として使えそうです。

デザインのアクセントが白色に

 全体的にデザインのアクセントが、Android 4.0から続いてきていた青色から白色に変わりました。ロック画面にある時計のフォントも変更され、イメージが全体的に少し変わった印象です。

その他、細かな変更点

 Android 4.4から加わった変更点として[開発者向けオプション]からランタイムをDalvikとARTのどちらかから変更が可能になりました。

 ARTはまだ実験的な実装であるため、通常はDalvikを利用することをお勧めします。逆にディベロッパの方はARTでの動作を確認した方が良いでしょう。

 他には設定にプリンタの項目が現れたくらいでしょうか。デザインで細かな違いは見られますが、そのほかには目立った変更がないように見えます。

 最新の Android OS を利用できるのが Nexus 端末の良いところで有り、今回のアップデートで順調にタブレットとしての完成度が高まったと言えるでしょう。

Google Nexus 7 (2013)