ケーブルボックスとUSB充電器で超充電BOXを作成せよっ!

掲載日時: 2014/01/13(月) 10:10

 日々増え続けるデジタルガジェットと充電ケーブル……。気がつけばテーブルタップはケーブルでゴチャゴチャ……という方、いらっしゃるのではないでしょうか。実は私もそのひとりでケーブルというケーブルがゴチャゴチャと絡まりわずらわしい事態が続いていました。

 そこで、ガジェットを充電するケーブルを集約した「超充電BOX」の作成を計画。構想は以下のようなものでした。

  1. スマートフォン・タブレットのどちらも充電ができる
  2. USBケーブルがスマートフォン向けかタブレット向けか一目でわかる
  3. できるだけUSBケーブルの数を稼ぐ
  4. なるべく予算はおせえる(今回は合計5000円弱で完成しました) 

用意したもの

部品選定 充電器は慎重に選択を

 ケーブルボックスは「どれだけケーブルがゴチャゴチャでも見えなければ関係ないよね」というグッズです。他にもテーブルタップに埃がたまるのを防いだり、ボックスの上に物が置けたり……アイデア系のアイテムです。他にも密閉空間に閉じ込められることから、USB充電器特有のコイルなきを低減することもできます。

 USB充電器は4ポートのタイプを2つ、5ポートのものをひとつ、合わせて13つの同時充電を可能にしましたが、必ず13のガジェットを充電できるわけではありません。USB充電器には出力電力の限界値があり、例えば BSMPBAC02 では、出力の限界値が 4.2 A なため、2.1 Aの電力が必要になる、タブレットを2台充電すると、他の2ポートは利用できなくなります。

 Anker の USB充電器は、それよりも少しだけ多くの出力ができますが、タブレット2台(2.1A * 2)とスマートフォン1台(1.0 A * 1)が限界のラインでしょう。

  そのため、強い電力を必要としない機器を充電するために、0.5A の出力が4つ得られる「PD-4」を利用しました。PD-4を利用すれば、タブレットを4台充電している状態でも、スマートフォンなどのガジェットを理屈上4台充電できます。

 もちろん、スマートフォンだけならば、理屈上は13台同時の充電ができます……。さすがにスマホを13台同時に充電する機会はないですね。 

組み立て作業@1

 BSMPBAC02 にケーブルをさしていきます。こ……これは火星人!?

 2.1 A の出力ができる端子にはムサラキ色のケーブルを。それ以外の端子にはオレンジ色のケーブルをつなげていきます。

 Anker の 25W 出力の製品も同様のルールで配線をしていきます。

 最後の全ポートの出力が 500mA のUSB充電器用のケーブルが足りなくなったので、自室にあった適当なケーブルを利用しました。

 このように 2.1 Aの出力が可能なポートにはすべてムラサキ色のケーブルを、それ以外のポートにはオレンジ色のケーブルを接続したのは、一目で「タブレットの充電が可能か否か」を判断するためです。間違ってタブレット端末を電力の低いUSBケーブルにつなげていたら目も当てられませんからね。

 優先度が高いものはムラサキに……優先度が低いモノはオレンジに……といったところでしょうか。

組み立て作業@2

 まずは、バッファローのやつを中に入れて…………。

 お次に、AnkerのACアダプタを入れていきます。ちなみに、AnkerのACアダプタの真ん中からこちら側に抜けているケーブルはPS VITAの充電用のコネクタです。

 最後に高い電力を必要としない製品専用のUSB充電器を入れて……。

完成!!

 この画像だけを見ると、配線がめちゃくちゃに見えますが、しっかりとケーブルをまとめていくだけで、相当にきれいになりますよ!

充電してみる

 というわけで、実際に充電をしてみましょう。手元にあった適当なスマートフォンやタブレット、それから電子書籍端末などのUSBポートに突っ込めるだけ突っ込んでみました。

あ!案外きれいだ!!

 というわけで、今回は雨が降った後の竹藪にタケノコが生えるような速度で増え続けるガジェットの充電を効率よく行える「超充電BOX」のご紹介をしました。ガジェットが増えてしまい、管理が困っている方に是非是非おすすめです!

 なお、今回利用した製品のほとんどは Amazon から購入しているので「ちょっと作ってみたいな」と思われた方は下記リンクからお買い求めください。

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