AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。
内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。
背面には簡易的なスタンドが備わっています。
スタンドは非常に簡易的なものですが、iPhoneの中でも最重量のiPhone 14 Pro Maxでもしっかり支えることができました。
本体左側面にはUSB Type-Cポートがあります。USB Type-C端子は入力が5V3A、9V2.22Aの最大20W、出力は5V3A、9V3Aの最大27Wまで対応します。以前紹介したMagGo Power Bank(6600mAh)は9V2.22Aが最大出力だったので、10000mAhモデルのほうが若干出力が上です。
右側面には残量を表示する液晶ディスプレイがあります。残量を表示させる場合は右側のボタンを押すことで残量をパーセンテージで表示可能です。
充電中はパーセンテージ情報に加え、あと何時間何分で完了する、など具体的な時間も表示してくれます。また、電流の方向も表示してくてます。
以前紹介した6600mAhと比較します。左側が今回紹介している10000mAhモデルです。
重ねてみるとやや10000mAhモデルのほうが大きいのですが、厚さでは10000mAhモデルのほうが薄くなっています。
スタンド角度も結構異なり、奥が6600mAhモデル、手前が10000mAhモデルですが、6600mAhモデルは垂直よりやや寝ている、10000mAhモデルは45度くらいでしょうか。結構寝ている印象です。
iPhone 14 Pro Maxを装着してみました。MagSafe対応ケースであればこのように分厚いケースでもしっかり吸着してくれます。ただ6600mAhより薄いとはいえどそれでも結構分厚いです。ポケットにいれるのはちょっと鬱陶しい印象でした。
肝心のQi2による充電はバッチリ。今までの5Wや7.5Wのモバイルバッテリーとは明らかに異なる速さで充電されていきます。
もちろん横でもしっかりくっつきます。サブスクのコンテンツ消化もバッチリです。
パススルー充電にも対応しているので、デスクで横にしてスタンバイ表示にして使っておくのもありです。
正直6600mAhモデルのブラックが出たので飛びついて買ったのですが、わずか数日後に10000mAhモデル、しかも液晶付きでこちらのほうが薄い、となるとなぜ俺は6600mAhを買わされたのか……とめちゃくちゃ萎えています。が、モバイルバッテリーは多いに越したことないですからね。災害対策として備えておくことにします。