
Googleが、Google HomeのGemini音声アシスタントに関する大型アップデートの配信を開始しました。Android Policeが伝えています。早期アクセスプログラム参加者から寄せられた不満を反映し、音声コマンドの精度向上や会話中の割り込み軽減、自動化機能の拡張など、幅広い修正を盛り込んだアップデートです。
これまで「すべてのライトを消して」と話しかけると、別の住宅に登録した機器まで反応してしまう問題がありました。アップデート後のGeminiは現在の住宅にある機器だけを対象にコマンドを処理するようになり、「キッチンの電気を消して」という部屋指定の指示でも照明のみに正しく反応するように。プラグや未割り当ての機器を巻き込まなくなったとのこと。「Table Glow」のようにユーザーが独自に名前を付けた機器でも、製造元のメタデータから照明だと判別できるようになりました。
天気やローカルニュースなど住所に紐づく質問では、Google Homeアプリに設定した自宅住所をきちんと参照するようになったそうで、全体的に機器の識別精度が上がっています。
Gemini統合後のGoogle Homeでは、ユーザーが話し終わる前にAIが割り込んでしまう問題があり、早期アクセス参加者の間で不満の声が上がっていました。今回のアップデートでこの割り込みを大幅に軽減したといいます。日常的に使うメモやリスト、リマインダー、カレンダー、タイマー、アラームの信頼性も高まり、ユーザーが作成したルーティンもより確実に動くようになったそうです。
Google Home PremiumのAdvancedプラン加入者向けに、新機能「Live Search」も加わりました。Nestカメラのライブ映像をもとに、Geminiが「今、玄関に誰かいる?」のようなリアルタイムの問いかけに答えます。従来は録画済みイベントの検索に限っていましたが、今まさに起きていることまで把握できるようになっています。
Googleは2026年に入ってからGoogle Homeの自動化で使えるスターターや条件、アクションを次々と追加しており、その数は合計20以上に上るとする報道もあります。テレビの再生状態をきっかけに照明を調整したり、洗濯機が停止したタイミングで通知を飛ばしたりと、より細かなルーティンを組めるようになりました。セキュリティシステムの自動アームやロボット掃除機の制御、スマートブラインドの開閉なども新たに対応しています。




















