左手デバイス「TourBox Elite」レビュー。動画編集神器 すまほん!!

 動画編集のお供にしたい神端末。

 片手操作デバイスTourBox Elite(ツアーボックスエリート)を提供していただいたのでレビューします。本機はWindowsやMacにて動画や写真編集に使える特化型デバイスです。乾電池とBluetoothによる無線駆動に対応したため、机上もスッキリ使えるのが素晴らしいです。

 使用にあたってはまずはユーティリティソフトウェア。TOURBOXコンソールをインストールします。

 有線接続に加えて、TourBox EliteではBluetoothによる無線接続も可能となりました。背面の電源トグルスイッチの上にあるBluetoothボタンを押すと、ペアリングモードになります。

 Windows側からTourBoxをペアリングした後、TOURBOXコンソール側から接続方式Bluetoothを選択すればOK。

 かなり細かく設定できます。ソフトウェアごとに設定を保持可能。ソフトを切り替えるたびに設定も自動で切り替わります。

Lightroomやフォトショにも対応

クリスタやComicStudio、DaVinciなどにも対応しており、操作設定プリセットも公開されている

 様々な操作をボタン、ボタンの組み合わせに割当てたり、マクロを組んだりすることが可能。

 アプリケーションはかなり日本語化されているものの、各種ショートカット動作のタグ名は日本語化されていないので注意が必要です。たとえばPremiere Proの編集点追加がadd editなど。

 このためせっかく画面上にオーバーレイ表示されるHUDなども英語となってしまっておりピンと来ない場合、適宜自分で日本語のわかりやすいタグ名に変更しておくのが良さそうです。

 ハードウェアの感覚は上々。各ボタンの打鍵感、スイッチ感が良い。ダイヤルやホイールを回すと「カチカチカチ」と気持ちがいいです。これ本当に最高です。これによって精緻な操作が可能。無限に作業できますよ。

 適度に重量感があるので操作によって本体が動いてしまう、といったこともありません。

 振動で擬似的にアナログな感触を再現しているので電源オフだとスカスカです。面白いですね。

 筆者は動画編集にPremiere Proを多用するのですが、シーケンスのタイムラインを左右に移動したり拡大したりする時にめちゃくちゃ快適になります。大きなツマミで左右への大まかな移動、ホイールで拡大縮小、左下のダイヤルでスライダー調節といった具合。

 長い動画でもマウスよりも素早く縦横無尽に移動し、プレビューを見ながらマウスよりも精緻に編集箇所にスライダーを移動できます。

 デフォルトではC1、C2に「戻る、進む」が割り当て。左右上下ボタンは単押しに加えて、トップボタンを押しながらで別の操作を割り当て可能。これだけでも計8個の操作を割当できることになります。さらにサイドボタンとのコンビネーションも可能なので、左右上下ボタンで12個の操作割当も。物理キーで何でもサクサクできちゃいます。

 動画編集で一番かったるいのはカット編集だと思いますが、これが非常に捗る。左右上下に編集点追加、リップル削除、リップルトリミングを割り当てておくと快適です。

 難点は日本語IMEとの相性の悪さで、MS-IMEにせよGoogle IMEにせよ操作ができずに文字入力となってしまう場合があります。直接入力に切り替えるとこの問題は生じないので、操作前に変更するのを心がけましょう。

「あ」をタップして直接入力に

無変換キーに割当の英字切り替え(IME無効化=直接入力にする)を押すようにしている

 日本語で字幕などを入力することの多い人には煩わしい点かもしれません。字幕を入力し終えたら直接入力に戻しておく必要があるでしょう。筆者の場合は無変換を押すだけなので慣れました。

 やったことがある人は動画編集の大変さをよく知っているかと思いますが、より効率的に、快適な環境を組むことが出来ます。制御ソフトウェアからとことん設定を煮詰めましょう。

 この快適さを一度味わってしまうと、もはや戻れません。もう病みつきレベル。個人的に必須アイテムとなってしまいそうなので、壊れたらきっと次も手に入れます。

 本機はCampfireで支援者を募っています。