「スマートホーム」という言葉自体は以前よりありましたが、なかなか普及にまでは至っていません。これまでGoogleは、Google Assistant搭載のスピーカー端末Google Homeに対応したデバイスを拡大してきました。
LG製Music Flow Audioシステム、現代自動車のBlue Link、SONYの各種AV機器など、実に30種類以上のアプリとデバイスが対応となっています。対応サービスは、Google Homeと音声対話形式で操作可能というわけです。
新たにGoogle Home対応となったのは、TP-LINKの照明点灯管理、Winkのスマートホームリモコン、LIFXのWi-Fi内蔵電球、スマートスプリンクラーRachioなど、個性的な12製品。
中でも面白いのがAugust Home社製のスマートドアロック「August Smart Lock」。Google Assistantに繋がった初のドアロックとなります。状態確認はもちろん解錠施錠まで行えます。ロック解除機能は2017年後半に追加される見通し。
今回の対応拡大によって、August Homeは、Google Home、AppleのSiri、AmazonのAlexaの3つのスマートホーム対応AI音声アシスタントに対応した世界初の企業となります。
Googleは、Google HomeやGoogle Assistantでスマートホームに真剣に取り組んできましたが、2017年はいよいよ「スマートホーム元年」となるのでしょうか?期待したいところです。