
+メッセージの時代、終わりの足音。
NTTドコモは2026年3月6日、Android端末の標準メッセージアプリを「Googleメッセージ」に変更すると発表しました。3月12日以降に発売するAndroidスマートフォンおよびAndroidタブレット(Cellularモデル)から適用します。
Googleメッセージは、携帯電話番号をベースにしたメッセージアプリで、従来のSMSに加えてRCSの送受信に対応します。RCSでは写真や動画の送受信、グループチャット、既読通知といった機能を利用でき、電話番号だけでよりリッチなやり取りが可能です。ドコモは変更の理由について「コミュニケーションの更なる利便性向上のため」と説明しています。
「RCS」はRich Communication Servicesの略で、「SMSの超強化版」です。従来のSMSは全角70文字程度のテキストしか送れませんでしたが、RCSでは画像や動画、スタンプ、既読確認まで扱えます。要するにLINEのような機能を、アプリを別途入れなくても電話番号だけで使える仕組みです。
これまでドコモのAndroid端末では「+メッセージ」を標準メッセージアプリとして採用してきました。今のところはまだ変更後も+メッセージは引き続き利用でき、ユーザーが手動で標準アプリに設定し直すことも可能だといいます。
3月12日より前に発売した既存のAndroid端末についても、Googleメッセージがインストールされていない場合はGoogle Playストアからダウンロードし、設定画面から「デフォルトのSMSアプリ」をGoogleメッセージに変更すれば利用できます。
RCSはGoogleだけでなく、AppleもiPhoneのOS側で対応を進めている規格です。ただし、iPhoneの「メッセージ」アプリで実際にRCSを使えるかどうかは通信事業者側の対応に左右されます。2026年3月9日時点で確認できるAppleの一覧では、日本ではauがRCSに対応している一方、NTT docomoとSoftBankはまだです。




















