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グーグルが「AppleのRCS対応は2024年秋」だとバラしてしまう。後に削除

 海外サイト9to5Googleは3月28日(現地時間)、Android OSの公式サイト上に、Appleが2024年秋にRCSを採用するとの記載があると伝えました。

 9to5Googleによると、前述の表記があったのはAndroidに搭載されている「Google Messages」アプリの紹介ページ。具体的な記載内容は以下のとおりです。

Apple has announced it will be adopting RCS in the fall of 2024. Once that happens, it will mean a better messaging experience for everyone.(日本語訳:Appleは2024年秋にRCSを採用すると発表しました。それが実現すれば、誰にとってもメッセージングエクスペリエンスが向上することになります。)

画像 9to5Google

 RCSはSMSに代わる新しいメッセージサービスの標準規格で、Androidではすでに一般的な存在です。iPhoneについても、Appleが2024年後半のRCS対応を表明していますが、より具体的な対応時期については明かされていませんでした。

 Appleは例年、秋の新型iPhone発売にあわせてiOSのメジャーアップデートを実施するため、次期iOSでRCSに対応すると考えることもできそうです。

 なお、4月3日(日本時間)現在、AppleのRCS対応時期に関する記述はGoogle Messagesアプリの紹介ページから削除されており、存在しません。Googleが公式サイト上でフェイク情報を出すことは考えづらく、本来の公開日よりも前に、誤って当該部分を公開してしまったと考えるのが妥当でしょう。

 仮にAppleが次期iOSでRCSに正式対応する方針であれば、6月10日(日本時間6月11日)から開催予定の「WWDC 24」でも何らかの発表があると思われます。こちらの動きにも注目したいところです。

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