6月1日、NTTドコモが「カケホーダイ&パケあえる」の提供を開始しました。事前の変更予約は170万件を突破したと報道されています。
賛否両論を巻き起こしている新料金プランですが、予約してまで変更するような方は大きく分けて
- 通話の利用が多い方
- 家族で「パケあえる」を活用して料金を抑えられる方
- その他、薦められたから、CMを観たからなどで変更してしまった方
の3パターンくらいでしょうか。3つ目のパターンで変更して後悔する人がいないよう祈るばかりですが、端末価格の割引施策やかなり積極的なCM攻勢もあって、一定の数は出てくるのではないかと推測されます…。
ちなみに、「カケホーダイ&パケあえる」はビジネス向け料金プランでも提供されており、基本使用料は一般向けと同等です(シェアパックのほうは3,000GB、1,900,000円/月、最大1,000回線と、一般向けとは桁違いのものまで用意されています)。ビジネス向けとしてはかなりメリットの大きい料金プランですし、法人からの変更予約も多かったのではないでしょうか。
ともあれ、事前予約も好調、おまけにauやソフトバンクもほぼ同等の料金プランで追従する可能性が高いとあっては、当分は内容の見直しが行われる可能性は低いでしょう。筆者は新料金プランに対してさほど否定的ではないのですが、それは各社がそれぞれ独自の料金プランで張り合っていく状況を楽しみにしていたからでもあります。しかしこのままでは、バリューコースが導入された時と同じような各社横並びになりそうで非常に残念です。携帯電話はもはや生活必需品ですし、価格カルテルじみた状況は改善してほしいものです…。