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名前だけで選ぶと危険?Core Ultra シリーズ3発表

 インテルはCES 2026で、ノートPC向け新プロセッサー「Core Ultra シリーズ3」(開発コード名:Panther Lake)を発表しました。

 Intel 18A採用の初のAI PC向けプラットフォームで、200超のPC設計を支える製品群として1月27日から順次グローバル投入。最上位SKUでは最大16コアCPU、12 Xeコア内蔵GPU、NPU最大50 TOPSを備え、Lunar Lake比で最大60%のマルチスレッド性能向上、77%超のゲーム性能向上、最大27.1時間のバッテリー駆動をうたっています。ただし、これらはリファレンス環境・事前版ドライバー前提の比較値です。

 今回まず押さえたいのは、同じSeries 3でも中身がかなり違うということ。

 Core Ultra X9 388H/X7 368H/X7 358Hは16コア+Arc B390(12 Xeコア)ですが、Core Ultra 9 386H/7 366H/356Hは同じ16コアでもIntel Graphics表記の4 Xeコア止まり。さらにCore Ultra 5 338HはArc B370の10 Xeコア、Core Ultra 5 332/322は2 Xeコアまで下がります。つまり「Series 3」の世代名だけで性能を判断すると痛い目を見ます。型番のX有無だけでなく、GPUがB390かB370か、Xeコア数がいくつかまで確認するのが大事です。

 この差をわかりやすく示しているのがMSIのPrestigeシリーズ新モデル。3月5日から順次販売が始まったPrestige 16 AI+ C3Mの最上位「C3MG-2601JP」はCore Ultra X7 358H搭載で、16型QWXGA+ 120Hz OLED、薄さ13.9mm、約1.59kg。14型のPrestige 14 AI+ D3M最上位もX7 358H+Arc B390採用で約1.32kgに仕上げています。ただし両シリーズともX系で統一されているわけではなく、公式仕様ページにはCore Ultra 7 355+Intel Graphicsの下位構成もあります。

 さらに、Prestige 13 AI+ A3Mは13.3型・約899gの軽さを前面に出しつつ、搭載CPUはCore Ultra 7 355やCore Ultra 9 386HでGPUはIntel Graphics。ここでもシリーズ名だけでは実力を見誤りかねません。

 Core Ultra シリーズ3は注目の世代ですが、見るべきは「Series 3」の看板ではなく、型番のX有無・GPU型番・Xeコア数、そして各社の筐体設計。MSI Prestigeの新ラインナップは、2026年のノートPC選びでは型番ごとの差を慎重に見極める必要があることを教えてくれます。

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