
Macworldによると、Appleが2月11日(現地時間)に公開したmacOS Tahoe 26.3の最終ビルドのコードから、未発表製品とみられる3機種向けのカーネル拡張(kext)が見つかったとのことです。コードネームは「J700」「J427」「J527」の3つで、過去に浮上していた情報と一致する部分もあるようです。
J700は、かねてからうわさの絶えなかった低価格MacBookのコードネームだそうです。MacBook Airの下に位置する新モデルで、「Air」や「Pro」を冠さない「MacBook」の名称を復活させる見通し。Appleが単体ブランドとしての「MacBook」を終売したのは2019年7月の12型MacBookが最後で、実現すれば約7年ぶりの復活となります。
2015年登場の旧12型MacBookはApple初のファンレスノートでしたが、Intel Core Mの性能不足やUSB-Cポート1基のみという制約、1299ドルという割高さが響き、2017年を最後に更新が止まっていました。
新MacBookはまったく異なるアプローチとなるようで、BloombergのMark Gurman記者の報道などによると、Apple silicon Macとして初めてMシリーズではなくiPhone 16 Proが搭載するA18 Proチップを採用するといいます。Geekbenchなどのベンチマーク比較を前提にすると、マルチコア性能は「M1前後~やや上」との見方も。
ディスプレイは約12.9型のLCDを採用するとの観測で、本体はアルミ筐体ながら製造プロセスを見直してコストを抑えるとの話も出ています。カラーはライトイエロー、ライトグリーン、ブルー、ピンクなどをテストしたとの情報があり、実行メモリは8GBになるのだとか。
価格は「1000ドルを大きく下回る」水準、具体的には599~799ドル(約9万3000~12万4000円、1ドル=約155円換算)辺りが有力視されています。599ドルならChromebookや低価格Windowsノートと正面から競合する価格帯に入ります。
J427とJ527はStudio Displayの次世代モデル2種に対応するとみられます。2022年3月発売の現行モデルは27型5K/60Hzで、A13 Bionicチップを搭載しており、米国価格は1599ドルからです。Macworld曰く、次世代モデル(少なくともJ527)でProMotion(最大120Hz)やHDR対応、A19チップの採用が浮上していました。コードネームが2つある理由ははっきりせず、画面サイズ違いか機能差による展開なのかもしれません。
MacRumorsのAaron Perris氏によると、macOS 26.2やiOS 18.5のコードにもこれらのコードネームが見つかっていたとのことです。Appleは3月4日にニューヨーク、ロンドン、上海で「special Apple Experience」を同時開催すると発表済みで、3月第1週に「日替わりで」製品発表が続くのではという観測もあります。




















