Appleは、スマートフォン向けOSの最新バージョンとなるiOS 18.4を、一般利用者に配信開始しました。対応端末はiPhone 15 Pro/Max、iPhone 16以降。iPadはApple M1チップ以降。
脆弱性修正なども含まれますが、今回の主な目玉はAI機能、Apple Intelligenceです。ついに日本語でも利用できるようになりました。テキスト要約や作文など、様々なAI機能が利用できます。
Siriについては、全く使い物にならない様子がSNSにあげられて話題となっていましたが、少しぐらいはマシになってるようです。検索結果に飛んだあと、読み上げしてくれるかと思いきや、読み上げはしてくれません。過度な期待は禁物です。
カメラにうつった光景をAIが翻訳してくれるビジュアルインテリジェンスや、オリジナルAI絵文字「ジェン文字」の作成なども利用できます。
画像生成機能Image Playgroundは、現時点では生成画像の品質が低いですが、iPhone 16 Proで試す限りは、オンデバイス処理でサクサク生成していける生成速度は実に良好で、画像の加工の方向性を決めていけるUI/UXは楽しいので、一度触ってみることをおすすめします。
ただ、現状はあくまでBetaといった具合。最近記事の表紙画像をChatGPTで作成してますが、この2025年4月の水準から考えると、実用に足るものではありません。あくまで初心者向けの最初の一歩としての役割だと思います。
まだまだ荒削りな感触ですが、今後の進化が楽しみなところです。