本日、Pixel 10 Pro Foldが正式に発表されました。前モデルの9 Pro Foldと比較すると厚さは開いた状態で0.1mm増し、重量も1g増し。スペックも大きく進化したわけでもない10 Pro Foldを買う理由がまるで見当たらない、という人もいるかと思います。そんな中、筆者が注文した理由を紹介します。
ストアクレジットと下取りの関係
Pixel 7シリーズが発売されてから、Googleは旧機種を高価下取りした上、1年間有効のストアクレジットを付与、更に分割払いにも対応と高額機種を購入しやすくしていました。筆者もそれに囲い込まれ、Pixel 7 Pro、Pixel 8 Pro、Pixel 9 Proを下取りしストアクレジットを使用してとても安価に購入していました。

もはや恒例行事
今回もそれに習い10シリーズを購入するつもりでいました。今回は見た目に大きな変化がなく、9 Proから10 Proに乗り換えても面白みがないと思い、Foldを選択しました。
Pixel 10 Pro Foldの定価は26万7500円と非常に高額です。しかしここに去年9 Pro購入時に付与されたストアクレジット、3万2100円を使用。そして9 Proの下取り予定価格8万8000円、事前登録によるクーポン1万円分を使い、計13万100円引きの13万7400円で購入できます。更にここに発送後に2年間有効なストアポイント6万円分が付与されます。
また今回より無金利手数料なしの24回払いも可能になっており、実質月額5,725円で手に入れることができます。
分割払いは審査不要で、クレジットカードの登録のみでOK。初回時にクレジットカードのオーソリ確認で一旦全額相当の請求が上がりますが、後に解除されます。分割は下取りの処理が完了するまでは全額の分割が行われますが、下取りが完了すると、下取り分を免除した金額を月額に分割することができます。もちろん繰り上げ返済も可能になっています。筆者は無金利手数料なしという言葉が好きなので分割で払うことにしてます。
下取りに関しても触れておくと、非常に楽というのがあります。確かに個人でメルカリやヤフオク等で売却すると下取りより高い金額で売却できます。しかし、現在のPixel 9 Proの相場が9万〜10万台ということを前提に手数料10%を引くと下取りと変わらない金額か下取り以下になります。また昨今個人間取引で問題も多く、梱包ややり取りの手間も面倒です。
買取に出すとしても持ち込みや、梱包の手間がかかるので面倒です。また、執筆時点でのイオシスの価格を参考にすると未使用で8万6000円と下取りのほうが高いという結果になっています。
その点下取りであればGoogleから梱包材が送られてくるので初期化して端末を入れてポストに投函するだけでOKなので非常に楽です。
ディスプレイの比率

Pixel Foldとの比較
これは個人的な感想なのですが、Galaxy Z Fold 7はやや縦長すぎるということ。Galaxy Z Fold 7のカバーディスプレイは21:9のディスプレイを採用しており、縦に情報量が多いSNSやニュースサイト等に適しています。しかし人の多い時間帯の電車やバスの中で閉じた状態で漫画や書籍を読む時にはやや上下が余ってしまいます。
その点Pixel 10 Pro Foldは、閉じた状態で20:9とやや横幅が広め。少しでも大きく書籍を表示することができます。
また折りたたみスマートフォンは開いた状態がカバーディスプレイの2枚分相当のサイズになります。ゆえに、内側のディスプレイも幅広になるので、漫画や書籍に向いているというわけです。
耐久性の向上
スマートフォンはポケットやカバン、様々な場所で使います。そんな中、折りたたみはゴミが入ってヒンジが壊れそうという印象がありました。しかし、今回Pixel 10 Pro FoldはなんとIP68に対応しています。(重量や厚さが増したのはこの影響?)これならどんな環境でも安心して使うことができそう、と思いました。
残念なところ
唯一不満を述べるとすれば発売日が1ヶ月半も先ということです。iPhone 17シリーズで賑わっている間に注文したことを忘れていそうです。
ちなみに重量は258gとGalaxy Z Fold 7の215gと比べるとかなり重い部類となり、他社から大きく劣った水準になるかとは思います。ただ個人的な感想ですが、鍛えればなんとかなります。なので購入を決断しました。筋肉はすべてを解決します。