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炎上条例「スマホ2時間制限」は誤解?1日4時間のスマホ利用がバレた豊明市長、「4時間でもいい」と釈明

 愛知県豊明市は2025年8月22日、市議会に提出する「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」案について、「インターネット上で見られる誤った情報」に対し、条例案の正しい内容を伝えるなどと、豊明市公式サイトに小浮正典市長名義で釈明の文章を掲載しました。

 炎上もとい物議を醸している「使用時間2時間以内」という目安は、仕事や学習、家事などを除いた、市民が自由に使える「余暇時間」のみを対象としていると改めて説明。立法目的は、過剰使用による心身への悪影響を防ぐことが目的であるとしました。

 市長は具体例として、通勤や通学時間は余暇に含まず、料理や運動の際に動画を参考にしたり、オンラインで学習したりする時間も対象外、またeスポーツの大会出場を目指した練習も他のスポーツと同様に余暇時間には含まれないと弁明。2時間はあくまで「目安」であり、家族とのコミュニケーションなど1日の過ごし方に支障がなければ3時間や4時間になっても問題はないとしています。

 また、本条例案には市民の権利を制限したり、義務を課したりする「〜なければならない」といった文言は含まれておらず、保護者の役割を定めた第6条ですら「努めるものとする」という表現にとどめている、促しているだけと主張。公権力による家庭・市民の私的領域への介入との観点への批判をかわす狙いがありそうです。

 このように市長は、条例案に対しての批判の一部に回答した形となります。ただ、条例案からは「料理や運動時にスマホの動画を参考にするのは余暇時間に含まない、eスポーツの大会を目指して練習する時間は含まない」「3時間でも4時間でもいい」といった部分は読み取れません。

 なお、小浮正典市長はFNNの取材の場で、1日の利用時間を表示するiOSのスクリーンタイム機能で自身の利用時間を表示し、「びっくりしたなこれ3時間57分」「初めて見ました」との感想を漏らしており、法案を起草するにあたって自身の利用時間すら把握していなかった様子が伺えます。

 小浮正典市長は、2019年と2023年の市長選挙にて、二期連続「立候補者1人のため無投票」で当選した人物として知られています。

情報元豊明市
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