折りたたんでコンパクトに持ち運べる、EC Technology Bluetoothキーボードをレビュー

掲載日時: 2015/08/30(日) 17:02

 スマホやタブレット、それからゲーム機で長文を入力する際に便利なのが、Bluetoothキーボードです。しかし、利用する頻度が少なく普段がコンパクトに収納したいもので、候補に挙がるのが折りたたみ式のキーボードです。

 今回、EC Technology 様より評価用の機材を頂戴したので、レビューを掲載していきます。

両端谷折り型の折りたたみキーボード

 折りたたみ式のキーボードは、両サイドを谷折りで折りたたむ仕様となっており、折りたたんだ姿はコンパクトです。重量も軽く、カタログスペックの185グラムで相違ないでしょう。

 実際にキーボードを展開している様子はこのような感じ。

 折りたたみ箇所を支えるヒンジの強度には少し不安を感じます。もちろん、堅牢製に問題があるようには見えませんが、普段持ち歩くことを考えると、鞄の中で何かに引っかかったりして、負担がかかることも考えられるので、収納スペースには気をつけた方が良いです。また、専用のケースが別途販売されているので、そちらを購入するのも手でしょう。

 折りたたむ方向とは逆に方向に負荷をかけてみましたが、アルミニウム素材のヒンジが逆方向の負荷をがっちりとガートするようになっているので、正常な使い方をする分には強度の心配をする必要はないでしょう。

 余談ですが、家電量販店で折りたたみ式のキーボードを見てみると、ホットモックが逆パカされた状態で展示されていることが多く、いつも「なんだかなあ」という気持ちになります。

基本はASCII配列だが、一部の配列は特殊

 キーボードの配列はASCII配列(英字配列)で、日本で通常使われているキーボードはJIS配列(日本語配列)なので「@」や「”」「&」といった記号の位置が違います。アルファベットや記号はキートップに印字されていますし、慣れてしまえば特に不満を感じることはないでしょう。個人的にはASCII配列のキーボードを愛好しているため、プラス評価です。

 もう少しキーボードを見ていくと、iPhoneやAndroid端末で使うことを考えて、バックキーや、ホームキーといった特殊なキーもアサインされているので、タッチ操作が必要にならない限り、キーボードだけで操作が完結できそうです。専用ケースは、スタンドの役割もあるみたいなので、それを使うか、社外製のスマートフォン・タブレットスタンドを使うと良いでしょう。

 不満な点はバックスペースキーが4段目じゃなくて5段目に配置されていることでしょうか。キーストロークはコンパクトなこともあってか若干浅め。底打ち派の私からすると、ペチペチ感は否めませんが、どちらかというと、トチトチと入力している感じです。

 全体的な感想としては、普段利用しているメカニカルキーボードやMac Book Airのキーボードと比べると、当たり前ではありますが、満足のいくものではありませんが、時折使うような、PS4のキーボードや、外出先にスマホで長文のメールを書く必要があるときに便利に使えそうです。 

EC Technology Bluetooth3.0 折りたたみ式ワイヤレスキーボード 超薄 内蔵電池 Windows/iOS/Android切替

おすすめ記事

MOONDROP MIAD01の詳細スペックが判明!Dimensity搭載や100段階音量調節で価格399ドル、さらに技適申請も明らかに

2024-04-25 20:55:14會原

DAPDimensity 7050MIAD01MOONDROPMOONDROP MIAD01

中国の音響メーカーMOONDROP(水月雨)は、「MOONDROP MIAD 01(MD-PH-001)」のスペックを公開しました。価格は399ドル。現在「技術基準適合証明申請中」とのことで、日本発売にも期待できそうです。同社は本機を「5G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー」または「Internet Audio Device」などと位置付け、なんと4.4mmバランス接続端子を備えます。M...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

メタ、VR/ARデバイス向け「Meta Horizon OS」発表。ASUSやレノボが採用、「メタバースのAndroid」になれるか?

2024-04-24 12:46:18riku

ASUSLenovoMetaMeta Horizon OSMeta Quest Software

Metaは、同社のMeta Questシリーズに搭載しているMeta Quest Softwareを拡張し、新たに「Meta Horizon OS」としてサードパーティーのハードウェアメーカーに解放することを発表しました。Metaによると、「Meta Horizon OS」は、利用者により多くの選択肢を、開発者により大きなエコシステムを提供するとのこと。同OSを搭載したデバイスとして、既にASUS...

カテゴリー