弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

MOONDROP MIAD01の詳細スペックが判明!Dimensity搭載や100段階音量調節で価格399ドル、さらに技適申請も明らかに

 中国の音響メーカーMOONDROP(水月雨)は、「MOONDROP MIAD 01(MD-PH-001)」のスペックを公開しました。価格は399ドル。現在「技術基準適合証明申請中」とのことで、日本発売にも期待できそうです。

 同社は本機を「5G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー」または「Internet Audio Device」などと位置付け、なんと4.4mmバランス接続端子を備えます。

 MIAD01は、中核部となるSoCとしてMediaTek Dimensity 7050を搭載。これはMediaTekのDimensity 1080の再命名品で、ミッドレンジ帯に位置するSoCです。構成はオクタコア(2.6GHz+2.0GHz)で、性能的には最近でいえばAQUOS sense8が搭載していたSnapdragon 6 Gen 1などが近いです。

 実行メモリは12GB LPDDR4X。ストレージはUFS3.1規格の256GBで、microSDXCによる最大2TBの拡張に対応します。

 音声出力仕様は4.4 mm 5極バランス出力+3.5 mm 3極出力、バランス出力4Vrms、シングルエンド出力2Vrms。CirrusLogic社のフラッグシップデコードチップ2枚を搭載し、SN比117dB、ダイナミックレンジ132dB。DSD256までサポート。音量調節は100段階。4.4mmバランス出力でAndroid SRCを回避できるとしています。

 5G電波干渉対策として6層無電解金メッキPCBを使用。オーディオ回路は独立したLDOで電源供給。

 スピーカーはステレオ。対応無線コーデックはSBC/AAC/LDAC。

 画面仕様は120Hz駆動で解像度 2460×1080ピクセルの6.7インチフレキシブル有機EL。1920Hz高周波PWM調光にも対応します。生体認証は画面内。

 背面カメラは二眼で、メインカメラは6400万画素+800万画素。前面カメラは3200万画素。

 電池容量は5000mAh、充電は33W有線急速充電。

 OSはAndroid 13。クリーンで「ユーザー情報収集やプッシュ広告なし」と謳います。

 VoLTE 音声通話に関する仕様は不明。底部のSIMカードスロットとUSB Type-C端子の間にある穴がメインマイク、二眼カメラとフラッシュライトの間にある穴が副マイク。現時点で明かされている対応バンドは以下の通り。プラチナバンドBand8や5G Sub6 n77/n78に対応します。ソフトバンク回線での利用に向いています。

GSM: B2/3/5/8
WCDMA: B1/2/4/5/8
LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28(A+B)/38/40/41/66
5G: N1/3/5/7/8/20/28/41/77/78

 既に海外で販売受付が開始しているようですが、あくまで技適は「申請中」との表現に留まっていることには注意が必要です。アップデートで電磁表記に対応するのか、別SKUになるのかといったこともまだ不明ですから、まだ購入せず、もう少し続報を待つことを推奨します。

2024年4月26日2時38分追記:SHENZHENAUDIOでの注文が突然キャンセルされました。アリエクスプレスも在庫がすぐ無くなったようです。HiFiGoはまだ在庫がありそうなので注文してみましたがこれで駄目ならMIAD01の購入を諦めます。

 本格的なDAPとスマートフォンの合体ということで、ONKYO GRANBEAT以来の面白い機体となりそうです。赤字覚悟のMOONDROPの挑戦を応援するため、筆者は早速購入しました。

中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD]
AliExpress Global
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない