MOONDROP(水月雨)は、開発中のスマートフォンMIAD01のさらなる仕様を公開しました。
通常の3.5mmイヤホンジャックに加えて、4.4mmバランス接続端子も備えていることが改めて確認されました。
これは非常に喜ばしい点で、まさにこんな本格的なDAPスマホが現代に欲しいと願っていました。アンバランス接続と比べて、4.4mmバランス出力は分離感や解像感に優れます。実際、筆者も音楽を聞く際には3.5mmイヤホンジャックは全く使っておらず、DAPか、スマホに繋いだUSB-DACに4.4mmバランス接続をすることが多いです。「まさに、これや!」という仕様。
さらにMOONDROPによると、MIAD01は旗艦級デコーディングチップや独立オーディオ回路などを備え、ピュアな音質を実現するといいます。
スマホとしては、120Hz駆動の湾曲6.7型フレキシブルOLED(1080p)で1920Hz高周波PWM調光の画面を備えることで、優れた画面とプレミアム音質によるファーストクラスのオーディオ・ヴィジュアル体験を謳います。
まだ明かされていない重要な点としては、SoCなど。少なくとも、最新ハイエンドSoCを搭載していないことが既に示唆されています。
MOONDROPが赤字覚悟で出す野心的なDAPスマホ。ぜひ応援していきたいところです。
Then we’ll see MIAD01, …
4.4mm fully balanced +3.5mm SE
Flagship decoding chip
Gold-sinking independent audio circuit
Independently LDO supplyEnjoy a pure quality.#moondrop #MIAD01 pic.twitter.com/UsigSqs0vI
— MOONDROP (@MoondropLab) April 23, 2024