Bang & Olufsenは、創立100周年を記念したTWS、「Beo Grace」を発売しました。
本体は、アルミニウム削り出しによる成形となっており、同社100年にわたる技術とノウハウの結晶であると謳います。また、従来のB&OのTWSから小型化したのに加え、イヤーチップも4サイズ付属。軽くて装着していることを忘れる、快適なつけ心地を提供するとのことです。

ノイズキャンセリングは、周囲の騒音を検知しながら調整する機能が備わっており、従来のB&OのTWSと比較して、4倍の性能であると謳います。また、ノイズキャンセリング中の風切り音低減にも対応してるとのことです。
また、USB-Cを備えたデバイスと本商品の充電ケースをUSB-Cケーブルで接続することにより、充電ケースをワイヤレスオーディオトランスミッターにすることができます。これにより、TWSのサウンド遅延を小さくすることができるとのことです。
バッテリー性能としては、ノイズキャンセリングを使用しながらだと、最大4.5時間の連続再生が可能とのことです。ここ最近のTWSのバッテリーライフは6時間程度が多く、AirPods Pro 3はノイズキャンセリングありで8時間を謳っているので、比較的少なめですね。
音質については、12mmチタンドライバーを搭載することにより、驚くほど忠実なサウンドを実現したといいます。また、ハイレゾ空間オーディオにも対応しており、現実世界で音を聴いているような感覚を体験することが可能とのことです。ただし、本体だけだと、Bluetoothの対応コーデックはSBCとAACのみで、USB-Cケーブルでオーディオ機器と充電ケースを接続したときのみ、LC3+、LE Audioをストリーミングで使用可能(最大48kHz/24bit)です。音質をアピールするならLDAC、aptX adaptive等にも対応してほしかったところです。
本製品の価格は、18万3000円となっています。3~4万円が主流のTWS業界では、かなり挑戦的な価格です。
また、別売りでBeo Grace用の首掛けポーチも販売しており、色はCranberry Red、Seashell Grey、Infinite Blackの3色です。価格は全て4万6000円となっています。

| B&O Beo Grace | |
|---|---|
| 寸法 | Earbuds: 21.9 W x 31.3 H x 25.4 D mm、片方 6g 充電ケース: 59.5 W x 47 H x 23.8 D mm、65g |
| ドライバー | 12mm チタンドライバー |
| バッテリー性能 | ノイズキャンセリング使用時、最大4.5時間(イヤホン本体のみ) 充電ケース含みで最大17時間 |
| バッテリー容量 | Earbuds: 45mAh 充電ケース: 200mAh |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
| 周波数レンジ | 10 – 20000 Hz |
| ワイヤレス充電 | ◯ |
| マルチポイント | 2台 |
| 防塵、防滴等級 | IP57(イヤホン) IP54(充電ケース) |
| Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC(本体のみ) LC3+、LE Audio(充電ケースをトランスミッターとした場合) |




















