GPD Pocketファーストインプレッション。

掲載日時: 2017/10/20(金) 22:49

 GearBestさんより7インチのWindows 10パソコン「GPD Pocket」を提供していただいたので、まずはファーストインプレッションから。

 化粧箱はマットな質感で、GPDのロゴは金色。この化粧箱の蓋、マグネット軽くひっついているので、空ける時の感触がいい感じに重たいので、高級感を醸し出すのに一役買っています。

 Huawei Mateシリーズも黒い化粧箱でしたが、中華圏のメーカーでも最近はかなりこだわっていますね。

 左側に格納されているのは充電器。

 ACアダプターとUSB Type Cケーブル。日本のコンセントにも刺さるのですぐに使えます。

 右側に格納されているのがGPD Pocket本体。アルミニウム筐体で高級感があります。

 小さく凝縮されたMacBookといったテイスト。価格帯とサイズを考えると加工の出来は非常に良いと思います。立て付けの悪い部分などはありません。

 インターフェイスは右側面部に集中。USB Type C、microHDMI、3.5mmイヤホンジャック、USB 3.0と並んでいます。

 開閉。

 キーボード。英字キー配列をベースにちょっと変則的に変更したもの。このサイズにしてはキーストロークは確保され、打鍵感もなかなか。十分実用範囲ですが、ソフトウェアカスタマイズは必要です。(次回の記事で詳細に言及します)

 このトラックポイント、実はThinkPad互換だったりします。わざわざマウスを持ち歩くのも面倒なので、トラックポイント搭載はアド。簡単に着脱できます。

 せっかくなので、引っかかりのない、より優れた本家のドームキャップへと換装。

 画面は静電容量方式のタッチパネル。念のため、指紋が付く前にさっさと液晶保護フィルムを貼り付け。PDA時代からお世話になっているOverLayにしました。

 サイズ感。Nintendo Switchよりちょっと大きい。

 14インチのLenovo ThinkPad X1 Carbonよりも圧倒的に小さい。

 公称重量480g、実測重量503g。ここにAtom Z8750/実行メモリ8G/128GBストレージ/WIndows 10/実用的なフルキーボードが詰まっているのは、むしろ軽いのでは?

 ノートPCだとACアダプターがかさばるのに対し、モバイルバッテリーやUSB Type Cといったスマートフォン用の軽い充電機器で済んでしまうのもアド。

 このカテゴリ自体が斜陽だったのですが、モバイルの技術の進歩によって、久しぶりにいい製品が出てきたと感じます。しばらく愛用しているのですが、個性的で面白いデバイスです。

 使い勝手やスペック、カスタマイズ関連など、複数記事を公開しますので、お楽しみに。

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