HTC U12+発表。新機能・カラー・スペック・日本発売日まとめ

掲載日時: 2018/05/23(水) 22:29

HTC U12+

 HTCは、次期フラッグシップモデル「HTC U12+」を正式発表しました。

シースルーカラーあり

 Translucent Blueというカラーは、端末内部が見えるようバックパネルが透過。U12+の回路が見えて面白いですね。Fx0やiida X-RAYを思い出します。

前後にデュアルカメラ。計4つのカメラ搭載へ

 前後にデュアルカメラを搭載しています。

 背面カメラはDxOMarkスコアで2番目に高い、Huawei P20 Proに次ぐ性能を記録しました。

 デュアルカメラは、12MP広角レンズのUltraPixel 4と、16MPの望遠レンズで構成されています。HDR Boost 2、OIS/EIS(光学式/電子式手ぶれ補正)、Bokehモード、デュアルLEDフラッシュも備えます。4K動画は60fpsで撮影可能。

 前面カメラもデュアルカメラのため、セルフィーでもボケ効果を得られるというのは大きなアドバンテージです。広視野角84°。他社だとミッドレンジ以下の機種に前面デュアルカメラを搭載する傾向にありましたが、フラッグシップモデルで搭載してきたのは大きな特徴ですね。

Edge Sense 2

 Edge Sense 2対応。スマホを「握る」ことで、写真撮影、ビデオ録画、地図拡大画面拡大防止まで、幅広いアクションができるとしています。

物理式の音量/電源ボタン廃止、センサー式に

 iPhone Xは物理ホームボタンを廃止しましたが、それでも音量キーと電源キー(兼Siriキー)は残しています。

 しかしHTC U12+は側面の物理電源キーと物理音量キーを、いずれも静電容量式に替えたとのこと。電源/音量キーといえば押し込むタイプのスイッチ式のイメージが強いですが、市場はどう評価するでしょうか?外観上、一応ボタンっぽいものは存在するので、もしiPhone 7のソリッドステートホームボタンみたいな感覚なら、我慢できる人も多いかと思います。

スペック

OS Android 8.0Oreo with Sense UI
CPU Snapdragon 845 
メモリ 6GB
ストレージ 64GB/ 128GB
ディスプレイ 6インチ WQHD+
FHD+(2880×1440) 18:9
Super LCD 6 液晶
DCI-P3
カメラ デュアルカメラ
12MP 広角 UltraPixel 4 (1.4μm, F値1.75)
+16MP望遠 (1.0μm, F値2.6)
インカメラ  8MP
 バッテリー 3500mAh
寸法  156.6 x 73.9 x 8.7~9.7mm, 188g
その他  指紋認証センサー,IP68, USB C, BT5.0
U Sonicイヤホン,BoomSound Hi-Fiスピーカー

カラーバリエーション

 Translucent Blue、Ceramic Black、Flame Redの3色。

海外発売日と価格

 米国では、2018年5月23日より予約受付を開始。メーカー直販で、Translucent Blue 64GBは799ドル、Translucent Blue128GBは849ドル、Ceramic Black 64GBは799ドル。

 個人輸入のできる海外ECサイト「エクスパンシス」では予約注文を受付中です。

日本での発売は?

 既にHTC日本法人が公式サイトに「日本の皆さま、乞うご期待」とのティザーを公開しており、本機の日本市場投入は確実となっています。少なくともSIMフリーでは投入されるものの、キャリア版が投入されるかどうかはわかりません。KDDIが近く発表会を行いますが、HTV34がそこに無ければ無いですね。発売日などがわかり次第追記します。

2018年6月8日22時24分追記:HTC U12+の国内発表を6月27日に行うとHTCが告知。既にモバイルSuicaの対応SIMフリー機種一覧にU12+がリストアップ済みなので、FeliCaを搭載しおサイフケータイに対応したU12+がSIMフリーで登場することが確定ですね。

2018年6月27日17時29分追記:国内発売日は7月20日。SIMフリーで税別9万5000円。カラーバリエーションは国際版と同じくトランスルーセントブルー、セラミックブラック、フレームレッド。おサイフケータイに対応します。

2018年7月1日20時52分追記:Amazonと各種MVNOにて購入可能。

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